映画
私はドラマや映画が大好きです。
小さい頃に連れて行ってもらった映画館の記憶が今でも鮮明に記憶に残ってます。
だから息子にも、アニメなどのテレビはあまり頻繁には見せていませんが、映画館には、よく連れていっています。
ポップコーンを食べて予告編を見て、帰りにパンフレットやオリジナルグッズを買って帰るのがお決まりのパターンです。
こうやって息子と映画を見れるのもあと数年かと思うと、1回1回を大切にしたいなと思います。
ドラマ
話はかわりますが、私は今でもドラマや映画が大好きで、時間があれば見ています。
今は、息子の勉強のこともあるので、昔ほど見ることはなくなりましたが、それでも1シーズンに1、2作品ほどはドラマを見ることが多いです。
去年の秋から冬にかけても2本ほど、ドラマを見ていましたが、とても心に残る良いドラマに出会うことができました。
ドラマのブログではないので、あえてタイトルは書きませんが、まさに多様性を描いたドラマでした。
発達障害
主人公の1人の母親は、小学校の頃の面談で学校の先生に「とても活発で、おしゃべり、個性的なお子さんです」と担任の先生に言われます。
お母さんは、その言葉に対して最初は褒められていると勘違いして「ありがとうございます」とお礼を言います。
だけど担任の先生は「落ち着きも協調性もないという意味です」と、きついことを母親に言います。。
その後、個性的でだったその子は、個性的な自分と引き換えに普通を手に入れました。
中学も高校も個性を押し殺して、周りに合わせて生きていこうと努力します。
いい子じゃないけど個性的だったその男性は、無個性のいい人になったと自分で思うようになりました。
この話だけ聞くと、この男性の人生は、悪い人生だったように聞こえます。
だけど、本当にそうだったのでしょうか。
第一志望
ドラマの中での彼は無個性を演じて学生時代を過ごし、今は就職時に第一志望だった出版社で働いています。
彼の実家はお花屋さんんでしたが、まだ枯れてもいないのに、明日には枯れるであろう花を捨てるという作業を、彼はとても苦痛に感じていました。
学校の先生からきついことを言われてしまい、無個性を演じるようになったけど、結果的に好きな仕事につけました。
彼自身もドラマで、幼い頃の夢はミュージシャンだったけど、「第一志望や出版社だったから、夢が叶ってないわけではない」という発言をしています。
彼が、今、苦痛な花屋という仕事をつぐことなく出版社で働けているのは、担任からのきつい指摘と、その後の努力があったからなのかもしれません。
周りに合わせる
発達障害の子の場合、周りに合わせることを覚えないと、できる仕事は限られてしまうと思います。
彼の場合は、毎日捨てたくないと思うような花を捨てて、苦痛うを味わいながら生きるより、出版社で働けたほうが幸せだったのではないしょうか。
そして親からつぐ仕事のない人達は、もっと過酷な人生を歩むことになることもあるのではないでしょうか。
能力
発達障害の子は、何かすごい能力を秘めていると思っている人もいます。
特にギフテッドで、IQ130以上なら余計に期待は高まるでしょう。
ただ「IQが高くても勉強できるとは限らない」でも買いたようにそこまで、勉強でずば抜けた成果を出せる子は、むしろ少ないのではないでしょうか。
素直な子なら良いですが、発達障害の子はこだわりの強い子が多いです。
それは、その子のそのままを認めて、特性助長するような育て方をした結果だとも言えます。
さらに「東大生のIQは120が多い」でも書いたように東大生はIQ120ぐらいの人が多いそうです。
また「ギフテッドとノーベル賞」でも書いたように、高IQのほうがノーベル賞をとりやすいとも限らないようです。
たまにIQ130を超えてすごい偉業をなしえる人もいるかもしれませんが、それはたぶんものすごく小さな割合なので、自分の子供がそうなれるとは思わないほうが良いと思います。
だから例え個性を殺すことになっても、発達障害の特性を抑える方向に導いたほうが、私は良いと思います。