ポケモン
インターネットを見ていると、良い教育を子供に受けさせようと努力している人を、ポケモンを育てる姿に例えている人を見かけます。
私はそういう人達を軽蔑します。
子供のために、幼い頃から必死に子供の能力を伸ばす方法を探し、子供に合う習い事を探し、勉強を教え、育児本を何冊も読み、そうやって必死で子育てしている人達を見下せるほど、ポケモンに例える人達は素晴らしい育児をしているのでしょうか。
小さい頃からの勉強
小さい頃から勉強させても意味がないとか、小さい頃から色々な場所に連れて行っても覚えてないから意味がないという人達はいます。
ですが、イギリスの調査では、、母親が子供の勉強に時間を使うと、子どもの認知能力を高めることが明らかになっているそうです。
しかも3歳の時に勉強の時間投資を十分に受けると、年齢を重ねてからも認知能力をさらに伸ばす助けになるそうです。
また、子供が将来覚えていなくても、その時に子供が何か刺激を感じることや、親子で色々な場所に行ったという思い出自体が素敵な宝物ではないでしょうか。
情熱
自分の時間も精神も体力も削って、全身全霊をかけてポケモンを育てる人はほとんどいません。
リアルな自分の子供だからこそ、自分の全てを捧げるぐらいの情熱をかけて子供を育てるのだと思います。
逆に小さい頃なんて必死でやっても無駄だと、子供には動画を見せたりゲームをさせて、自分の時間を確保してる親は、それこそポケモンを育てるぐらいの感覚でしか子供を育てられていないのではないでしょうか。
私には「子供の自主性」という言葉をを言い訳にして、子供を放置している人のほうが、小さい頃から子供に必死で勉強を教えている人よりも、よほどゲーム感覚で子育てをしているように見えます。
子育てはゲームではなく現実で、不登校や発達障害が増えている現実はもっと重く受け止めるべきだと思います。
そして、乳幼児期こそ大切な時期だからこそ、そこで手を抜くのは良くないと思います。