低学年で塾をさぼる子 | 普通の子がこつこつ頑張る中学受験

低学年で塾をさぼる子

予定外の行動

息子とは違う学校の子なのですが、すでに小2で塾をさぼっている子もいるようです。

その子は友達と一緒に塾に行く予定でしたが、行くのが嫌になったようで1人で別の友達の家に遊びに行ってしまったようです。

サボった子は「きっとお母さんに怒られるけど、まぁいいや」と気にしていない様子だったそうです。

ちなみに息子は、さぼった子の友達と同じ教室なので、その子から塾をサボったお子さんの話を聞かされたようです。

小2

小2なら学校に1人で通っている子も多いでしょうし、習い事にも1人で通える子もいるでしょう。

また、いちいち親に言われなくても、自ら勉強できる子もいます。

息子はまだまだ、私の手助けが必要だと感じますが、それでも中学受験するという強い意思は変わっていません。

たぶんトラブルがなければ、1人で塾にも行けると思います。

また風邪や旅行などの理由以外で塾をさぼったことは一度もなく、行き渋りもありません。

だけど最初に書いた子のように、勝手に塾をさぼってしまう子もいます。

これは子供の特性や性格もあると思いますが、それと同時に親の意識も大きく関係していると感じます。

自主性

塾をさぼった子のお母さんと直接話したことはありませんし、人から聞いた話なので、どこまで信憑性があるのかはわかりません。

ただ、その家庭では、幼い頃から子供の自主性を重んじる教育をしていて、勉強ができるだけのがり勉はダメだと、運動などにも力を入れられていたようです。

その結果、お子さんは自由奔放に育ち、自分で考えて行動するようになりました。

だけど、自分で考えて行動した結果が、塾をサボってまうような子になってしまいました。

また幼い頃から、親御さんが勉強を軽視するような発言をしていたため、子供も勉強の重要性を感じられないまま育ってしまったのではないでしょうか。

一般的に勉強と運動なら運動のほうが好きな子が多いのではないでしょうか。

息子もずば抜けて運動ができるわけでもないのに、算数より体育のほうが好きです。

好きなことは放っておいても、自ら努力する子が多いです。

だからこそ先に勉強の重要性を教えるべきだったのではないかと私は思います。

幼児期

私は幼児期の教育こそ大事だと、最近、今まで以上に感じています。

面倒で子供が嫌がりそうなことほど、早いうちに仕込んで、当たり前にやる習慣をつけることが、普通の子には大切だと思います。

その子のように自主性が大切だと教育されて育った子の中には、その自主性を、自分の好きなようにして良いことだと勘違いして、覚えてしまった子もいるのではないでしょうか。

また勉強だけじゃダメと言われた子の中には、勉強の重要性を理解できないまま大きくなってしまう子も多いのではないでしょうか。

実際、別のお子さんの話でも、親御さんが勉強するように言ったところ、「お母さんは、勉強よりも大切なものがあるってずっと言ってたよね」と言い返されたという話を聞いたことがあります。

子供は好きなことは自主的にやるけど、面倒なことはやりたがりません。

だからこそ、面倒な勉強こそ、先に教えてあげることで、小学校生活や塾通いがぐんと楽になるのだと思います。

そして勉強は面倒だと感じる子が多いことだからこそ、他のこと以上に、親はその重要性を幼い頃から子供に教えていくことが大切だと感じます。

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