計算が得意だという幻想
息子は3歳から足し算をはじめて、年長でスマイルゼミの計算ドリルの簡単な計算は親よりも早く解けるようになりました。
だから計算だけは得意だと思っていました。
でも今年からミントレが始まり3、4年生ぐらいの計算で他の子と競ってみると、1番をとれないこともちらほらあり、もしかして計算力も凡庸なのかと少し不安になりました。
そして、最近それが確信に変わりつつあります。
最近の状況
このところ息子の計算力があまり伸びずに悩んでいます。
ここ数カ月はスマイルゼミの計算ドリルも、毎朝同じような時間でしかクリアできず、正答率もあまり変わっていません。
ある程度の速さで解いて、毎回満点を取って欲しいのですが、満点の時もあれば80点台の時もあるような状況です。
そこで改善策として、SNSで話題になっていた「5年生までにマスターする 山本塾の計算ドリル」を試してみることにしました。
山本塾の計算ドリル
このドリルの面白いところは、足し算を位ごとに別々に計算することです。
足し算のレベル3では2桁の足し算の一の位だけを足した答えを書き、レベル4では足し算の十の位だけを足した答えを書きます。
レベル5では、十の位だけ足した答えと一の位だけ足した答えを書き、最後にそのふたつを足した答えを書きます。
例えば「23+68」なら、まず「20+60」を計算して、次に「8+3」を計算して、最後にそのふたつの答えを足します。
最近始めたばかりで、まだ結果は出ていませんが、この方法で練習し続ければ計算が早くなる可能性はありそうです。
二重丸に届かない
山本塾にはページことに目標タイムが設定されています。
目標タイムは◎(二重丸)と〇(普通の丸)に分かれています。
息子は今レベル1からレベル6までの足し算に取り組んでいます。
全て〇の範囲内で、まだ◎には一度も届いていません。
中には毎回〇の時間ギリギリの問題もあります。
かなり急いでやらないと間に合わないので、たまに間違えてしまうこともあります。
中学受験の世界で計算が得意な子というのは、◎の時間を毎回クリアし全問正解できるような子なんだと思います。
山本塾の計算ドリルをやらせてみて、息子はまだまだ計算が得意と言えるレベルではないのだと痛感しました。
どれだけ計算に力を入れるかは悩ましい問題ですが、もう少し続けて様子をみたいと思います。