1を聞いて1を知る | 普通の子がこつこつ頑張る中学受験

1を聞いて1を知る

勉強法

子供によって合う勉強方法は、子供の優秀度により違うと思います。

例えば10を聞いて1を知るような子に、1聞いて10を知るような子の勉強方法やスケジュールを組んでもこなせないのは当然です。

だけど、残念ながら大半の中学受験の本を読んでいると、1を聞いて10を知るまではいかなくても、1を聞いて1を知るような優秀児に向けた本が多いと感じます。

ただ、息子は10回ほど類題を解いて、同じ説明を聞くことを繰り返して、問題が解けるようになる子です。

だから、低学年はたくさん遊んだり体験させて、思考力と計算力さえ鍛えておけば、かしこくなるから大丈夫とおっしゃる方達の話があまり響きません。

>> 息子のプロフィール

追い上げ

例えば万年下位クラスだった子が6年の最後に追い上げて準御三家などに合格するケースは実在すると思います。

だけど、そういう子は、もともと1を聞いたら1を理解できる子だったのではないでしょうか。

そうでないと間に合うわけがないと、個人的には思います。

息子のように10回近く解いて、説明を聞いて、やっと理解する子が、6年になってぐんぐん人を抜かしていくのは寝ないで勉強しないと無理でしょう。

むしろ早めにその10回をやっておかないと、人より理解に時間がかかる分、どんどん追い抜かされて、置いていかれるだけだと思います。

志望校

本来の息子の実力からすれば、今のサピックスの成績は、できすぎているぐらいなので、今後抜かされていくのは当然だと思っています。

ただ、どこまで落ちていくかで志望校も対策も変わってくるので悩ましいです。

御三家は1ミリも狙ってませんが、少し背伸びした難問の出る中学を受けるのか、それとも基礎問題中心で合格点の高いような手堅い中学を受けるのか悩み中です。

しかも息子の希望もあるので難しいです。

息子は今は予習シリーズ5年上の問題集を少しずつやっています。

ただ最難関校向けの問題集には一切手を出していません。

今やったところで、息子が全く理解できないのは目に見えているからです。

実際に5年生になった時に、息子がどのあたりの立ち位置にいるのか、今は全く読めないので、学校は幅広く調べつつ、息子に合っていて、息子でも合格できそうな学校を少しずつ探したいと思います。

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