焦り
以前「考える時間が長すぎる」でも書きましたが、息子は私が、わからない問題を飛ばしてもいいよと言っても考え続けます。
そして、その息子の姿に最近焦りを感じています。
幼児期であれば、自分の中で試行錯誤したり、しっかり考えて思い出そうとするのは良いことだと今でも思っています。
だけど、息子はあと半年もしないうちに3年生になります。
4年生からは本格的に中学受験の勉強が始まり、5年生からはやることの多さに諦め、多くの家庭が中学受験をやめていきます。
だから、まだ低学年だからと高を括っていると、優秀な子以外は、後でしんどい思いをする可能性が高いです。
発達グレー
私は息子のことを、幼稚園児時代はは、普通よりも、少しだけできる子だと思っていました。
先生から聞いた話や友達の話も、周りの子よりしっかり覚えて教えてくれたし、きちんと最後まで椅子に座って先生のお話しを聞けていました。
だけど、最近は発達グレーの部分が多くみられるるようになってきました。
授業中立ち歩いたり、先生の指示をわざと聞かなかったり、友達を蹴ったり殴ったりすることはありません。
だけど年齢があがるごとに、家庭では私の指示を聞いてくれなくなってきました。
その中で、最近一番困っているのが、わからない問題をとばすことです。
ちなみに同じぐらい困っているのが、字を丁寧に書いてくれないことです。
幼児期
幼児期はしっかり自分の頭で考えさせることや、試行錯誤させることを推奨する方は多いです。
私もそういうタイプの親で、息子が3歳前に100ピース近い初見のパズルを、ずっと考えてやっていることを、良いことだと思っていました。
タングラムや難しい問題もヒントを与えることはあっても、答えを直接教えることは、ほとんどありませんでした。
「ヒントをあげるから、もう一度自分の頭で考えてごらん」と言って、なるべく息子なりの答えを出させていました。
だけど、今の息子の様子を見ていると、それが本当に正しかったのか、悩んでいます。
粘り強さ
確かに自分の頭で粘り強く考えることは大切です。
だけど、息子はその結果、結局答えを出せなかったり、間違った方向に考えをすすめてしまうこともあります。
初見の問題ならまだしも、以前やって教えた問題でも、あと少しで思い出せそうだからと時間をかけて、結果的に間違えてしまいます。
また、漢字などの暗記問題に関しても、教えてもらわず、何とか自分で思い出そうと努力します。
ただ、その時間が長すぎて他の勉強ができなくなることも多いです。
時間がない
私は息子が3歳の頃から息子の勉強をみてきているので、息子のタイプはある程度わかっているつもりです。
息子は何度も何度も同じ問題を解いて、同じ解説を言いて、そしてそのれを自分の中に落とし込んでいくタイプです。
決して初見の問題を自分で長考して答えを出すタイプや、二度目の難しい問題に時間をかけけて、やり方を思い出せるタイプではありません。
だからこそ、他の子より時間が必要だと感じています。
そこで1問1問長考してしまうと、×をして教えなおす時間もありません。
ちなみに、息子は×を嫌うタイプではなく、私が書き忘れると「×書いて」と指摘するタイプですが、それでも自分で考えたいようです。
最近は、息子の問題に対する執着が、発達障害に関連するこだわりのように思えてなりません。
息子には、できない1問を長考するより、間違えたら何度もやり直すほうが力になるよと言い聞かせてますが、こだわりの強さが邪魔をして、なかなかうまくいきません。
本当に悩ましい問題です。
そして、こんなことをしていて間に合うのか不安です。
一応、息子にも目標にしたい学校ができたので、できれば頑張って合格させてあげたいです。