先取教育は塾の前のスパイラル
よくサピックスは何度も同じ単元を繰り返すスパイラル学習だと聞きます。
私はそのサピックスのスパイラル学習の前に、さらに家庭学習のスパイラルを組み込むイメージで先取学習をしています。
今は完全に理解できていなくても、塾でやるうちに少しづつできるようになれば良いと考えて進めています。
息子は天才タイプではないので、初見の問題や内容にとても弱いです。
その反面、ある程度基礎ができてるものや毎日努力しているものは、先の学年のものでも少しづつできるようになっています。
初めて習うのが塾の授業だった場合、きっと息子は内容を半分も理解できないと思います。
でもある程度の基礎ができていれば、塾の授業内容もそれなりに理解できるのではないかと思っています。
塾の授業が全く理解できないと授業がつまらなくなり、そのうち塾や勉強もつまらなくなってしまう気がします。
さらにそれが続くと自己肯定感も低くなり、勉強嫌いになってしまう危険性もあります。
そのような状況だけは避けたいと思っています。
息子を勉強嫌いにさせないためにも、先取学習は重要だと考えています。
スパイラル学習に使っている問題集
私は息子の算数の問題集を選ぶ時、まず最初にその学年の一番簡単そうな問題集を使って基礎を教えます。
最初に教える時によく使っているのは「くもんの小学ドリル 数・りょう・図形」シリーズです。
これは計算以外の分野に特化したドリルになります。
息子は計算の基礎は既にできているので、今の基礎学習はこのドリルを使っています。
基礎的な内容がメインで難しすぎず、最初にやるのにちょうど良いです。
中身もカラーページで見やすく、問題数も多すぎないので無理なく取り組めます。
最初から難しい問題を多くやらせると子供も嫌になりやすいので、一番最初は簡単なドリルで教えています。
その次によく使っていたのが「Z会グレードアップ問題集 文章題」です。
こちらは応用問題中心ですが、問題数が少ないので取り組みやすいです。
中学受験向けの問題集よりも気軽に取り組めます。
そして次に中学受験向けの問題集である「最レベ さんすう問題集」に挑戦します。
この問題集は単元ごとにと難易度が分かれているので、とても使いやすいです。
問題数もちょうど良い量で、個人的には一番おすすめの問題集です。
そして最後は「ハイレベル算数ドリル 500題」に取り組みます。
こちらは問題数が多く内容も難しいと感じます。
片面1ページでもそれなりのボリュームになるので、ある程度基礎ができるようになってから使ったほうが良いと思います。
息子の中でこれが一番時間のかかる問題集で、毎回かなり苦戦しています。
中は全てカラーページで、絵もかわいいのが唯一の救いです。
ちなみにこちらも標準レベルの問題とハイレベルの問題にわかれていますが、標準レベルの問題でも問題の数が多いので解くのが大変です。
他にも中学受験向けの問題集には「トップクラス問題集さんすう」や「スーパーエリート問題集 さんすう」があります。
こちらは1年生だけ購入して途中までやりましたが、最レベと内容が似てると思ったので今は使ってません。
最レベの変わりに、これらの問題集をやるのも良いと思います。
つまづいたら徹底学習
大きくつまずいた単元は、別の問題集で特訓しました。
息子は時間の問題がなかなかできなかったので「できるがふえるドリル 時こくと時間・たんい 3年」で特訓しました。
こちらは基本的な時計の計算と単位の問題だけが集約されています。
息子は別の算数の問題集を進めつつ、毎日こちらのドリルを片面1ページづつやって、3周目でほぼ間違えずに解けるようになりました。
問題はそれほど難しくなく基礎的なものになりますが、毎日取り組めば基礎力はつくと思います。