予習シリーズ
最近、息子は予習シリーズの5年の上の算数に取り組んでいます。
最近、問題も難しくなり、1回1回教えるのに時間がかかるようになってきて、私も昔より息子の勉強を見ることに疲れてきています。
ちなみに、息子は凡人なので当然1回で問題を解けるようになることは、ほぼなくて、何度も同じ問題を根気よく教える必要があります。
朝教えた問題が午後にできないことなんて当たり前で、30分前に教えた問題ができないことすらあります。
それでも、息子のように理解に時間のかかる子は何度も教え続けるしかないと思っています。
ただ、私もずっと息子の勉強を見ていると疲れてきます。
そういう時は夫に代ってもらうことも、たまにあります。
父親
息子が1年生の時、休日に私が体調を崩したので、夫に息子の予習シリーズの間違えた部分を教えてもらうことにしました。
すると、なんと夫は解答を見ないで、息子に解き方を教えていました。
夫は理系だし、その頃は、まだ4年生の範囲だったので、解答を見ずに解くこともできます。
ただ、問題なのは、予習シリーズのやり方と違うやり方で解いていたことです。
その時息子は、まだ1年生で、中学受験の基礎を学んでいる段階でした。
そんな時に、色々な解法を一気に教えられると混乱してしまうし、基礎も頭に入りにくいと思います。
だから夫には、きちんと説明して、できる限り予習シリーズの解答に沿って教えて欲しいと伝えました。
ちなみに、息子の理解がどうしても追いつかないと感じた場合は、独自の教え方をする場合もあります。
ですが、やはりなるべく予習シリーズに沿った形で教えることは大切だと思います。
意味
「かけ算の順番」でも書きましたが、答えさえ合っていれば良いだろうという親御さんも世の中にはいます。
だけど、私はそうは思いません。
むしろ答え自体よりも、その答えに、たどりつくやり方を覚え、その意味を知るることのほうが大切だと思います。
もちろん答えが間違っていれば意味がないので、ケアレスミスや計算ミス対策にも力を入れるべきです。
ただ、意味もわからず数字を掛けたり割ったりしているだけでは、将来必ず行き詰まると私は思います。
だから、今は基礎の部分だけでも、何度も何度もやり方を教えて、息子が少しでも理屈を理解できるようにしたいと考えています。