専門家の意見
塾講師や家庭教師など中学受験の専門家と言われる人達は大勢います。
だけど、その人達が必ずしも正しいことを言っているとは限りません。
実際に本や記事を読んだり動画を見ていても、疑問に思うことは多いです。
動画
以前、中学受験の専門家と言われる方の動画を見て驚いたことがあります。
その方は小学1年生からサピックスに通って学年より難しいことを先取りでやった結果、学年なりの基礎ができないままになり、高学年になると多くの子とが失速するというような話をされていました。
だけど少なくとも小学1年生のサピックスの授業内容を見る限り、過度な先取りは一切ありません。
むしろ算数については幼児教育の延長だと感じるような内容で、テキストの中に間違い探しが出てくるようなレベルです。
サピックスの小学1年生の算数の内容は、子供が楽しく勉強するために作られたものだと感じます。
だから小学1年生からサピックスで先取りしたせいで、基礎が疎かになり高学年で成績が下がるという表現には、とても違和感があります。
妄信は危険
先取りで有名なフォトンなどの算数塾は、それなりの結果を出しています。
サピックスが低学年からの通塾で結果を出せないのは、むしろほとんど先取をしないゆるい塾だからではないかと感じます。
実際にサピックスは低学年の先取りに対して否定的です。
中学受験の専門家と言われる方達の情報の中には、ためになるものも多くあります。
だけど全てが正しいわけではないので、あまり妄信するのはよくないと感じます。
また子供によって合う方法は様々なので、きちんと考えて情報を取捨選択していくことも大切だと思います。