味方
以前、ネット上で愛情の形について書かれているのを見たことがあります。
その方は、「全世界が敵にまわっても、絶対味方でいること」とおっしゃっていました。
だけど、私の考えは少しだけ違います。
もちろん何かの間違いで全世界が息子の敵にまわったら、私も息子の味方をすると思います。
ただ、まずは全世界が敵にまわらないように、息子を育てることが私の愛情の形だと考えています。
子供の気持ち
その方は子供の気持ちを大切にすることを優先される子育てをされているようでした。
だけど私は、子供の一時的な気持ちよりも、子供がなるべく人から嫌われず、ひもじい思いをすることなく、幸せにすることを優先しています。
そのためには子供にルールやマナーも厳しく教えますし、人との付き合い方や、やってはダメなことも細かく教えます。
そして必要であれば叱ることもあります。
もちろんなぜダメなのか、本人がきちんと理解できるよな言葉で話して、最終的に納得できるまで話し合います。
そうすることで、息子が友達に嫌われたり、先生に叱られたりする可能性を減らせると思います。
集団生活
親がずっとそばについている間は叱られることはなくても、集団生活になれば、先生から叱られることもあります。
自由保育の場合は、小学校に上がれば、未就学児の頃とは比べ物にならないほど、自由な時間がなくなり、嫌なこともしなければならなくなります。
そんな中、急に勉強が始まり自分だけできなかったり、立ち歩いて先生から叱られれば、子供は当然やる気をなくして、学校を嫌いになる可能性が高くなります。
ここで、安易の子供の気持ちに同調し、親が学校や先生を批判すると、子供の学校への不信感は増すと感じています。
愛情
近年、幼児期は自由にのびのびと自主性に任せて育てることを推奨する方が多いです。
だけど後々の子供の幸せを考えるのであれば、幼児期こそあえて厳しめにルールやマナーを教えるのも愛情のひとつだと思います。
そして、小学校に入っても困らない程度の就学準備をしておくことが、子供が将来辛い時間を過ごす可能性を減らせるのではないでしょうか。
今の子供の気持ちだけを優先するよりも、子供の先の幸せを考えて時には叱ることも、子供への愛情の形だと私は思います。