親にできること
私は子供を不登校にしないために親ができることはあると思います。
また、不登校になる前に対策することで、子供を不登校にを防止できる可能性はあると思います。
それでも、不登校になるかどうかは、やはり運の要素も大きいなと感じています。
不登校
息子には幼稚園時代によく一緒に遊んでいた友達が何人かいました。
その中には、別の小学校に通っている子もいますが、最近、不登校気味らしく親御さんも悩まれているようでした。
不登校の原因はクラスに発達障害らしき特性を持つ子がいて、席が近いせいで、一方的に目をつけられ暴力を振るわれることでした。
その子は、学校に行けば、また暴力をふるわれるかもしれないという恐怖心から、学校に行くのが怖くなってしまったようです。
また担任の先生の対応も最悪だったそうで、相手の子供が一方的に暴力をふるっているのに、その子が不登校になるまで、加害者の親御さんには、連絡もされていなかったようです。
しかも、そのお子さんは、担任の先生に「逃げるのではなく、毅然とした態度で立ち向かいなさい」と言われたそうで、その話を聞いた時は、腸が煮えくり返りそうな気持になりました。
他害
私が知っている幼稚園時代の、その男の子は、本当に元気で明るくて誰とでも仲良しで、不登校とは正反対の印象を受けるような子でした。
だけど、そういう子でも、クラスメイトや担任の先生次第で、不登校になることがあるのだと感じました。
世の中には何となく学校に行くのが面倒だという子や、宿題をやらずに先生に怒られて、学校に行くのが嫌になるような子もいます。
でも、その子のように、何も悪くないのに、クラスメイトからの暴力に怯えて学校に行けなくなってしまう子もいます。
小学生の理由のない一方的な暴力については、もっと加害者側を強く取り締まることが大切だと感じます。
例えば加害者は一定間別室登校にしたり、休み時間も別室で過ごさせるなど、他者に対する加害行動がなくなるまでは、何かしらの対応が必要だと思います。
そうすることで、暴力に怯えて、不登校になってしまう子を減らせるのではないでしょうか。
近年、発達障害と言われる子供が急増していて、そういう子の中には暴力的な子も多くいると聞きます。
そういった子供達の影響が、発達障害ではない子供達にまで、不登校という形で影響を与えていることを考えると、早急な対応が必要だと感じます。
罰
発達障害の子を、全て健常児とわけろとは私も思っていません。
ただ、すぐに理由もなく他人に手を出してしまう子や、授業妨害をする子には、発達障害であろうがなかろうが、厳しい罰が必要だと思います。
それをせず、学校側が発達障害の子を守りすぎると、障害のない普通の子が不登校になってしまう危険性もあります。
また、このようなことが繰りかえされれば、他害や多動などのない大人しいい発達障害の子も、将来的に差別されかねません。
だからこそ、他害癖のある子には発達障害の有無にかかわらず、一定期間別室での学習させたり、クラスメイトと別行動させるなどの罰が必要だと感じます。
その別行動の期間中に、コミュニケーション能力を養ったり、アンガーマネージメントを学んだりできれば、発達障害や他害癖のある子にとっても良いのではないでしょうか。
とにかく子供同士のことだからと無下にせずに、学校や先生は、子供の暴力に、きちんと向き合って欲しいです。