何でもできる優秀な子
ただの個人の偏見ですが、世の中には、お子さんを何でもできる優秀な子にしようとしていると感じる方もいます。
私は、子供が普通の子の場合、全てにおいて優秀な子に育てようとするのは、あまり良くない気がしています。
本当に優秀なお子さんの場合は問題ないでしょうし、お子さん自身が色々なことを頑張りたいと思うのは悪いことではないと思います。
ですが、親主導で勉強もスポーツもできて、絵や楽器の演奏も上手で、友達も多くて、リーダーシップもある優しい子に育てるのは、なかなか難しいのではないでしょうか。
生まれつき優秀な子なら、そのように育つこともあると思いますが、普通の子を親の努力で、そこまで押し上げるのは難しいと感じます。
勉強以外のこと
私は、勉強以外のことは、息子が学校に行くのが嫌にならない程度にできていれば良いと考えています。
今のところは、息子はそこまで苦手なものはないですし、友達とも仲良く遊んでいるので、学校生活をおくる上で、大きな問題はなさそうです。
本当に優秀な子は良いかもしれませんが、親の伴走の結果、全てにおいて優秀に見えていた子は、あとで挫折した時に心が折れしまうこともあるのではないかと感じます。
だから普通の子の場合は、人よりも少し苦手なものがあるという経験を早い段階でしておくのも悪くはないと考えてます。
その上で、全てを完璧にできる必要はないし、苦手なことがあっても良いことを、きちんと子供に伝えていくことが大切だと思っています。
そうやって人より苦手なことを受け入れた経験が、後で勉強で抜かされた時にも、役立つのではないかと思っています。
中学受験
普通の子が中学受験をする場合、あまり色々なことを頑張らせすぎると時間が足りなくなると思います。
その結果、全てが中途半端な結果になってしまうこともあるのではないでしょうか。
優秀な子の場合は、最後まで習い事を続けながら難関校に合格するケースもあると思いますが、普通の子には無理だと感じています。
二兎を追うものは一兎も得ずということわざもあるように、あまりたくさんのことに手を出すと、全て失敗してしまうこともあると思います。
だから優先順位はきちんと決めて、取り組むものは多くしすぎないように注意することも必要だと感じます。