Highly Sensitive Child
近年、不登校や発達障害の子が増えるにつれて、HSCについても理解が広まってきていると感じます。
HSCとは、Highly Sensitive Child の略で、簡単に言うと、生まれつき繊細な気質を持った子供のことをさします。
HSCは病気ではなく生まれ持った気質だと言われています。
ちなみに Highly Sensitive Personの略でHSPという言葉もあり、HSCの子供は大人になっても気質が変わらないためHSPになるとされているようです。
発達障害とHSC
発達障害が脳の病気と定義されているのに対し、HSCはあくまで病気ではなく生まれつきの気質だと言われています。
ただHSCの子の特徴は、発達障害の子の特徴と似ている部分が多いと感じています。
例えば、HSCの子は刺激に敏感だと言われていますが、発達障害の子の中には感覚過敏の子も多いと言われています。
また、HSCの子はこだわりが強いという話もありますが、発達障害の子の中もこだわりが強い子が多いです。
HSCの子は敏感で繊細なため嫌なことが多くあるので、こだわりが強く見え、発達障害の子は変化を嫌う子が多いので、こだわりが強く見えるようです。
発達障害は脳の病気で、HSCは病気でなく気質と言われていますが、その差はとてもわかりにくいと感じています。
疑念
息子は幼稚園の頃からHSCの特徴に当てはまることが多数あったので、HSCではないかという疑念はずっとありました。
ですが入学後徐々に、HSCよりも発達障害の可能性のほうが高いのではないかと感じるケースが増えてきました。
息子はわりと繊細なタイプだと思っていましたが、案外図太いところもあり、私自身息子がHSCなのか発達障害なのか、よくわからなくなってきています。
ただ、HSCの特徴を見ていると、やはり当てはまるものも、いまだに多いと感じます。
不登校
HSCの子は不登校になりやすいと言われています。
そのため息子が将来不登校になるリスクは、普通の子よりも高いと思っています。
だからこそ不登校については、なるべく早くから調べて、問題がおきた時にどう対処するべきなのか、今から少しずつでも考えておきたいと思っています。
そして息子を不登校にしないために、自分で考えて良いと思うことは、できるだけやっておきたいと思います。