宿題に文句を言う親の子ほど宿題が必要な気がする | 普通の子がこつこつ頑張る中学受験

宿題に文句を言う親の子ほど宿題が必要な気がする

宿題への苦情

ネット上で宿題が多すぎるとか、字の書き直しが多すぎるとか、テストの採点が厳しすぎるとか、文句を言っている親御さんは多いです。

そして、そういう親御さんのお子さんほど、不登校や行き渋り、発達障害などの問題をかかえてらっしゃるように感じます。

私の息子も発達グレーだと思っていますが、今のところ登校を嫌がったことはありませんし、毎日楽しく学校に通っています。

発達障害の兆候は、親として感じていますが、学校では普通の生徒と同じく問題なく過ごしています。

それは、小さい頃から、きちんとルールを守ることや、勉強の大切さを教えてきたからではないかと思っています。

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宿題のなおし

世の中には宿題の直しが多すぎて、先生になおしは必要ありませんと手紙を書かれる親御さんもいるようです。

だけど、もし私がその子の親なら、ディスグラフィアでない限り、横について、きれいに書けるまで一緒に練習し、自信をつけさせると思います。

親が手紙を書いて宿題をやらせないことで、子供は嫌なことはやらなくて良いと学んだり、自分の好きなことだけしてればよいと学んでしまいます。

逆に時間はかかっても先生から花丸や100点がもらえれば、子供は次も頑張ろうと思いやすいですし、努力すればできるという自信もつきます。

精一杯努力したという経験と、その結果成功したという経験が結びつくからこそ、子供は次も頑張れるのではないでしょうか。

逆に嫌なことから逃げ続けてきた子は、いつまでたっても面倒なことは逃げれば良いと考えてしまう可能性があると思います。

基礎学力

親の中には、子供を自然の中で自由に遊ばせて、それで学ばせているつもりの方もいます。

道具と場所だけ用意して、あとは放置していれば、親は楽だし楽しいし、子供も楽しいですよね。

でも、親が楽して手を抜いて良いのは、生まれつき優秀な子だけだと思います。

特に発達障害の気質を持って生まれた子は、変化を嫌う子が多いです。

幼児期は自由な時間に好きに遊んでいたのに、小学校に行くことになったら、時間どおりにお勉強することになります。

毎日家庭学習していた息子ですら、自由保育の園だったため、「小学校ではぜんぜん遊べないんだよ」と愚痴を言っていたほどです。

だから、毎日、自宅で宿題をきちんとこなしていかないと、いつまでたっても学習習慣がつかないままになります。

ましてや学校の宿題を減らしてもらっているようでは、子供の勉強する時間はどんどん減り、友達にも追いつけなくなります。

そうなると、基礎学力すら、つくことのないまま、義務教育を終える危険性もあります。

また、親が学校や先生に不満を抱けば、当然子供も同じことを思うようになるでしょう。

私が見ている不登校の家庭の中には、そういう家庭は少なくないと感じます。

学校と信頼関係を築き、子供にもやるべきことはやらせる習慣をつけたほうが、後々の子供のためにも良いと思います。

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