優秀すぎる親の弊害 | 普通の子がこつこつ頑張る中学受験

優秀すぎる親の弊害

優秀な親の子供

ご自身が優秀な親御さんの中には、自分ができたのだから子供もできると、心の底で思ってしまっている方もいるように感じています。

特にご自身が早くから勉強をはじめなくても難関中学に合格されたような方達は、自分の子供も同じルートを辿れると思ってしまいがちなのではないでしょうか。

だから優秀な親御さんの中には、早期教育や先取学習に否定的な方も、わりと多いと感じています。

学力は母親の遺伝

学力は母親から遺伝するという説もあります。

だけど母親が難関中学出身でも、お子さんの中学受験はまた別のようです。

優秀な親御さんの中には、早期教育や先取学習に否定的な方も多いと感じていますが、そうい方達はやはり中学受験で苦戦されている方が多いと感じています。

特に計算の先取りすらしてこなかった子は、計算ミスも多いようで大変そうです。

ちなみに、あくまでも私の色眼鏡を通じて見た感想ですので、ご了承ください。

中学受験の難化

中学受験は昔よりも難化していると、よく言われます。

昔は小さい頃から必死で頑張らなくても、地頭の良い子なら難関校に合格できたのかもしれません。

また人並外れたレベルの地頭の持ち主に関しては、今でもそうなのかもしれません。

ただ人より少し地頭が良いぐらいの子供達は、どれだけ早くから積み上げてきたかで、結果に差がでてくるのではないかと感じています。

例え地頭が良くても、計算の先取りや強化すらやってこなかった子供達が、後からはじめて追い付くのはやはり大変そうです。

難関校を狙うような家庭の子は、もともと地頭もそれなりに良い子が多いので、他の子と差をつけるためには、早くからやるか、人より多くやるしかないのだと思います。

ただ幼い頃から、あまり勉強をしてこなかった子の場合、基礎体力はあっても学習体力があまりない子も多く、毎日長時間勉強することも難しいようです。

優秀な親御さんの遺伝子を持って生まれたお子さんですら苦戦されているのですから、普通の親から生まれた普通の子は、さらなる努力が必要だと感じています。

普通の子がサピックスの普通レベルに食らいつくためには、人より早く、人より多くの努力が必要なのかもしれません。

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