つるかめ算
以前、ネットで子供のつるかめ算の答えが小数点以下を含む数値だったことに対して、親御さんが驚かれたという話を見たことがあります。
また世の中には、人の歩くスピードを分速3kmと答えたり、えんぴつの金額を3000円と答えたりというように、常識からはずれた数値を答えに書いてしまう子もいるようです。
このあたりの常識については、子供に少しずつ教えていったほうが良いと思います。
速度や値段
息子には、以前から少しずつ常識的な数値の話をしています。
例えば、車の速度や歩く速度はだいたいどのぐらいだという話や、物の値段はだいたいどのぐらいかといった話です。
うろ覚えですが、昔見た海外の調査では、親と一緒にスーパーに行く子供のほうが成績が良いという研究結果があったと思います。
スーパーでは確かに色々な情報が得られます。
例えば旬の食べ物や、物の値段、これまで知らなかった野菜や魚に出会えることもあるかもしれません。
ただ、そういった情報を自然と自分の中に蓄えていけるのは、それなりに頭の良い子だと思います。
だから買い物などは子供と一緒に行きつつも、物の値段はだいたいどのぐらいかという話を、日常的に親子でしていったほうが良いと思います。
答えを書かない
息子は最近、答えが常識的な数値かどうかを少しずつですが、自分で考えられるようになってきました。
ただ、その影響で常識と明らかに違う数値の場合、最後まで答えを書かないようになってしまい、少し困っています。
まだ解法が完璧に頭に入っていない分野も多く、見直しても、どこで間違えているかが自分でもわからないので、結果的に答えを書かないという選択をしてしまっているようです。
だから、テストの時だけは、とりあえず間違っていても書くように教えています。
今はまだ間違いに気づくことしかできませんが、常識的な数値の範囲を知ることで、将来的にケアレスミスに気付いて、自分で修正できるようになってくれることを願っています。