印象
ブログやSNSなどは、書き方によって、読み手側の印象が180度変わることもあると思います。
以前、あるブロガーさんの家庭を知る方が、ネットに書かれていた話を見て、妙に納得したことがあります。
そのブログは一見すると、親があまり手をかけず、子供が自走して難関校の合格を勝ち取ったという印象を受けます。
だけどその家庭を知っている方は、親御さんが様々な塾のテキストを取り揃えて、先取りでお子さんに勉強を教えられていたと書かれていました。
もちろん、あくまでネットで見かけた話なので、どこまで真実かはわかりません。
ただ親が全く関与しなくても、最初から自走して難関校に合格できるという子は、やはり稀な存在だと感じています。
体験
私は早期教育や先取学習肯定派なので、このブログには幼児期から息子にガリガリ勉強させてきたことや、先取学習していることを中心に書いています。
だけど、実際に体験から学ばせる派の親御さん達と同じぐらい、息子と様々な体験もしています。
科学館、博物館、水族館、動物園、美術館、牧場、音楽鑑賞、収穫体験、昆虫採集、工場見学、制作体験(伝統工芸品、食品、手芸等)、実験、料理、季節の花の鑑賞、潮干狩り、海水浴、釣り、紅葉狩り、雪遊び、キャンプ、ハイキングなど、これまで様々な体験を息子と一緒にしてきました。
旅行もたくさんしており、その土地でしかできないような体験をしたり、城や寺院などの歴史的な建造物を見たり、その土地の有名なものを食べたりしています。
もちろん夢の国や、お仕事体験ができる場所なども大好きですし、自然体験以外の場所にも色々とおでかけしています。
たぶん、おでかけブログを書けるぐらいには、息子と一緒にたくさんの場所に出かけて、たくさんの体験をしていると思います。
ちなみに今でも休日の半分以上は、おでかけや旅行に使っています。
科学館や博物館、水族館や動物園などは、年パスも持っています。
一時期、本気でおでかけブログを書こうかと考えたこともありましたが、おでかけブログは写真がないとわかりにくいですし、写真をのせると身バレの可能性が高くなるので断念しました。
ただ、私がおでかけブログを書いていたら、このブログとは真逆の体験重視派で、子供をのびのびと遊ばせているような親に見えたのではないかと思います。
勉強時間
例えば遊んだ日のことや、勉強時間が短かった日のことを中心にブログやSNSを書けば、子供にたいして勉強させていない親のように見えることはあると思います。
だけど、その子が、実際にどの程度勉強しているのかは、他人からは見えにくいと感じます。
息子は、おでかけしない休日は6時間以上勉強する日が多いですが、おでかけや旅行の時の勉強時間は0~30分という日が多いです。
だから勉強できなかった日に、今日も〇〇に遊びに行って勉強時間ゼロでしたと書き続ければ、息子は全く勉強していない子に見えていたと思います。
勉強量
息子は休日の半分以上をおでかけや旅行に使っているので、毎週休日に2~3時間勉強しているお子さんと勉強量は変わらないと思います。
休みの日の午前中に1時間、午後に1~2時間ぐらい勉強して、後の時間を自宅や近場の公園で遊んで過ごすのか、おでかけする日は、ほとんど勉強せずに、おでかけしない日にまとめて勉強するかの違いだと思います。
前者のやり方のほうが勉強の効率や定着率は良い気がしますが、我が家は低学年の今しかできない息子との体験を優先したいので、後者のやり方になってしまっています。
必要な時間
ブログやSNSなどネットの情報は、嘘はついていなくても、書き方によって印象が大きく変わることもあるので、参考にする場合には注意が必要だと思います。
一見、自走しているように見えている子や、たいして勉強していなくても難関中学に合格したように見えている子であっても、その姿が真実だとは限りません。
だから、ブログやネットの情報は参考程度にして、あまり振り回され過ぎないようにすることも、大切だと思います。
また子供によって理解力に差があるため、勉強に必要な時間も子供によって違うということは、頭の片隅に置いておいたほうが良いと思います。