生まれつき
発達障害は生まれつきの特性で、親の育て方は関係ないというのが、現在の一般論だと思います。
だけど、発達障害の子が療育を受けて改善したという話も聞いたことがあります。
私も療育の内容には詳しくありませんが、あるドラマで発達障害の子が療育を受けるようなシーンを見たことがあります。
そのドラマ中では、自分ばかり一方的に話さずに、相手が話している間は待つことや、順番に話すことを丁寧に教えていました。
ネットで軽く調べただけですが、療育の内容はものすごく特別な取り組みというより、子供が苦手な部分を補えるように練習するという内容が多いのではないかと感じています。
家庭教育
確かに発達障害は生まれつきのものかもしれません。
だけど療育で子供の症状が改善するということは、発達障害の子の症状が強くでるか抑えられるかは、家庭教育の影響の影響も大きいのではないかと考えています。
個性や自主性が大切だと言われ、叱らない育児が推奨される世の中になってから、発達障害の子も不登校の子も増えています。
家庭で教えながら少しずつ練習していれば、できるようになる子でも、子供の個性を尊重すると言って何の練習しなければ、結局できないまま就学することになり、後になって問題が出てきてしまうのではないでしょうか。
親の役目
子供に当たり前のルールやマナーを教えるのは、親の役目だと私は思います。
だけど、近年は親が過干渉だと後で問題が出るという声も大きく、子供を型にはめるような教育をすることに迷いを感じられるている方も多いのではないでしょうか。
ただ親や周りが多少型にはめたところで、その子の本質的な部分は変わらないと私は考えています。
むしろそれでも変わらない部分こそが、その子の本当の個性なのではないでしょうか。
だから、就学後や将来的に必要なことに関しては、多少型にはめることになっても、少しずつ練習させていったほうが、子供自身の将来の苦労も減るのではないかと思います。