誤解
最近、私は息子の本質を誤解していたのではないのかと思うことが多々あります。
そのひとつが、息子は負けず嫌いではないという点です。
息子は幼稚園時代から、よく友達のことをほめていました。
例え自分ができないことでも、「〇〇ちゃんは、△△がすごく上手なんだよ」というふうに、よく友達のことを話していました。
友達に勝とうとすることもなく、自分のほうができないという劣等感を抱くようなこともなく、いつも平然としていました。
だから、息子は負けず嫌いではないのだと思っていました。
週テスト
息子は小1の秋から予習シリーズで学習しており、その中で週テストにも取り組んでいます。
先取りで進めているので、今は基礎問題中心の下位コースのテストのみをやっています。
それでも、いまだに満点をとれたことは一度もなく、過去には平均点にすら届かないこともありました。
少し前に、息子が得意な単元の週テストをしました。
息子はテスト後も自信があったようで、私に早く採点して欲しいと急かしました。
息子が見守る中採点してみると、最後の問題までは全て正解していました。
ですが一番最後の問題が不正解で、惜しくも満点には届きませんでした。
それを見た息子は、あまりのくやしさに涙をこぼしました。
初の満点をとれるという期待が大きかっただけに、くやしい気持ちがこみあげてきたのだと思います。
よく考えると普段の勉強でも、わからない問題はとばすように指示しているにも関わらず、粘り強く考えていることも多いです。
自分の苦手分野に関しては他人をほめることができるけど、学習面では解けないことがくやしいと感じる負けず嫌いな一面もあるようです。
苦手分野は負けても気にならないけれど、勉強はある程度の自信があるからこそ、勝ちたいという気持ちになるのかもしれません。
一長一短
親でも子供の内面を全て理解するのは難しいと感じます。
また子供が成長していくことで、新たに見えてくる面も多いと最近感じています。
この先、息子がどのように成長してくかはわかりませんが、なるべく良いところは伸ばし、悪いところは修正していけると良いなと考えています。
特に負けず嫌いは一長一短だと感じているので、勝ち負けにこだわりすぎるのは良くないということは教え続けていきたいと思っています。
勝ちに向かってひたむきに頑張ることも大切ですが、それ以上に、負けた時に素直に負けを受け入れて気持ちを切り替えられることのほうが大切な気がしています。