予想以上に良い偏差値
息子はケアレスミスなどはしているものの、テストの偏差値だけは私の予想に反して良いことが最近続いています。
偏差値70以上の優秀なお子さん達と比べれば足元にも及びませんが、対策もせず偏差値60台をとれるのは普通の息子にしては出来過ぎなぐらいです。
そして、それが逆に私の中で大きな不安要素となっています。
私は何度も低学年のテストの偏差値や塾のクラスは関係ないと自分自身に言い聞かせていますし、ブログにもそう書いています。
だけど心の底からそう思えるのは、今のところ息子が一度も大きな失敗をしていないからなのかもしれません。
早いうちに大きな失敗をしないことが、後々自分や息子を苦しめるのではないかと恐怖を感じています。
息子は普通の子なので「低学年から通塾しても抜かされる子」に書いたように、いつかは抜かされる時がきます。
当然いつかは偏差値も下がるでしょう。
だけど、それまでの偏差値が良くその時期が遅いほど、自分の精神状態を保つことが難しくなるのではないかと思います。
未来の精神状態
私は自分の未来の精神状態を心配しています。
母親である私が精神バランスを崩せば、きっと息子にも悪い影響が出ます。
このブログを書くのには色々な理由がありますが、そのうちのひとつは自分が精神的に追い詰めれた時に当初の目的を思い出すためです。
悩んだ時、道を間違えそうになった時に、自分にとって初心を思い出せる場所にしたいと思っています。
中学受験の目的は、偏差値の高い中学に入ることではないことを忘れずにいたいです。
中学受験を通じて、目標に向かって努力することの大切さを学んだり、例え難関校ではなくても合格を手にすることで息子に達成感を得てほしいと考えています。
できるだけ偏差値に振り回されない親でありたいと思います。
強いお母さん
子供の偏差値が上がらなくても、諦めずにずっと寄り添い続けているお母さんは本当に尊敬します。
中学受験は親の精神状態も大切だと思います。
世の中には「こんなに低い偏差値なら中学受験する意味がない」と高校受験にシフトチェンジする親もいます。
勉強しない子供に腹をたてて、半ば強制的に進学塾を辞めさせるような親もいます。
そんな中で、大変な思いをしながらも、ずっと子供に寄り添い続けて頑張っているお母さん達もいます。
私もこの先何があっても、子供と一緒に中学受験を完走できる強い母親になりたいです。
偏差値に一喜一憂しないのは難しいのかもしれないけれど、それでも子供の前でだけはなるべく平静を装っていたいと思います。