発達障害の誤診 | 普通の子がこつこつ頑張る中学受験

発達障害の誤診

生まれつき

発達障害は生まれつきで親の育て方のせいではないというのが現在の定説です。

ですが海外では、早生まれの子供ほどADHDと診断される割合が高く誤診が疑われています。

子供がADHDかどうかは、最終的に医師が子供の様子を見て総合的に判断するようで、かなりの確率で誤診があるのではないかと感じています。

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逆のケース

早生まれの子が周りと比べた発達の遅さゆえにADHDだと誤診されてしまうということは、逆のケースもあるのではないかと感じています。

例えば幼い頃から家庭や幼児教室で訓練されて、きちんとできるように見えていた子が、実は発達障害だったというケースもありえるのではないでしょうか。

そうなると発達障害は生まれつきで、親のせいではないという話も少し変わってくる気がしています。

検査

良いことか悪いことかはわかりませんが、軽度の発達障害の場合、親の育て方次第で検査にひっかかる子もいれば、検査すらされないケースもあるのではないでしょうか。

また、これは子供が育つ環境によっても左右される気がしています。

教育熱心な家庭が多い地域の小学校なら少しの異変でも目立つ可能性が高いですが、教育に関心の低い家庭が多い地域の小学校の場合、きちんと躾られていない子が多くなり、多少の異変なら埋もれてしまうこともあると思います。

子供の発達障害については、どういった対応が正解なのか、私もわからずにいます。

ただ、必ずしも支援につなげることだけが正解ではないような気もしています。

もし支援がなくても、頑張れば周りに合わせて暮らせるレベルの発達障害ならば、そうやって擬態して生きていくのも、ひとつの方法なのかもしれません。

実際に、子供を支援に繋げることで、子供が将来的に絶対に不利にならないという確証はありません。

また周りに合わせる練習は、社会に出るまでには必要になるので、その機会を奪ってしまうことが本当に正しいのかわからずにいます。

もちろんメリットも多くあると思いますが、デメリットがないとは言い切れないため、迷う親御さんも多いと思います。

昔よりも選択肢が増えただけに、何が正解なのかの判断が難しくなっていると感じています。

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