寝起きの悪い息子
小学1年生の子供の中には、自分で目覚ましをかけて起きている子もいると思います。
でも、我が家は私が息子を毎朝起こしています。
息子は寝起きが良いタイプではないので、毎朝かなり眠そうです。
そんな息子を毎朝抱きしめながら起こして、トイレまで連れて行ってます。
自分でも過保護だと思います。
だけど朝一番から叱られたりきつい言葉をかけられれば、それだけで子供はやる気をなくしてしまいます。
自分で起きられる子ならいいですが、息子は寝起きが悪いので、きっと目覚ましが鳴りっぱなしになると思います。
そうなれば、私は自分で起きて目覚ましを止めない息子にイライラしてしまうと思います。
結局イライラしながら最終的に私が息子を起こしに行くなら、最初から笑顔で優しく起こしたほうが良いと考えています。
優先順位
私の中の優先順位は、息子が早くから自分で起きられるようになることよりも、息子が気持ちよく起きられることです。
そして朝の学習をきちんと続けることです。
朝からイライラするのは親子共によくないですし、朝から喧嘩にでもなれば朝学習にも影響が出ると思います。
だから、まだ当分の間は息子を起こすことになると思います。
難関校の先生
難関校の先生たちが、親は朝子供を起こすべきではないと言っている記事を読んだことがあります。
親が子供を起こしてしまうことで、子供が失敗する体験を奪ってしまうからという理由です。
でも「失敗のしすぎは危険」でも書きましたが、これは寝坊や遅刻が失敗と感じれる環境に身を置いて、本人がそれを自覚し改善できる場合に限るんですよね。
例えば昼まで寝て毎日遅刻して行っても、公立の場合、中学までは義務教育なので退学になりません。
今の時代は体罰もないですし、先生も指導には気を使っているでしょうから、少し注意されて終わるという可能性は高いです。
すると遅刻して大変だったから次から気をつけようと思うどころか、遅刻してもたいしたことなかったから次も遅刻して大丈夫と、考える子も出てきます。
そして、それが続けば、遅刻が習慣化されていきます。
一度ついた悪い習慣を変えていくことは、かなり難しくなります。
難関校の先生達は、経験から学ばせろと言いますが、それは諸刃だと思います。
難関校の中学生や高校生なら経験から学ばせるのも良いですが、普通の小学生の場合は規則正しい生活習慣をつくることのほうが大切な気がしています。
ちなみに私も子供の頃は親に起こしてもらっていましたが、今では毎日息子が起きる前に起きて朝食の準備をしています。
だから大人になって自然とできるようになることは、焦ってやらせる必要はないのかなと思っています。