子供の学力
前にネット上で、子供の学力は父親よりも母親の遺伝の影響が大きいという話を見かけたことがあります。
脳の中の大脳皮質と呼ばれる記憶や思考などを担う分野が、母親から遺伝するという研究結果があり、それをもとに語られていることが多いようです。
息子を見ていると、確かに夫より私に似ていると感じることが多いです。
ひらめき力や空間認識能力が弱いのも、きっと私の遺伝だと思います。
夫は理系で地頭は私よりも良いと思うので、本音を言えば息子の学力は夫に似て欲しかったです。
ただ、それを嘆いても仕方ないので、やれることをやるしかないと思っています。
文系
こんな拙い文章を書いていますが、私は一応文系です。
自慢のようになってしまい恐縮ですが、国語の勉強で苦労した記憶があまりないです。
中学受験の過去問を見ていても国語や社会の問題はわくわくするのに、算数や理科の問題を見るとめまいがします。
たぶん私は生まれつき文系の人間なんだと思います。
性差
私は女性で息子は男性です。
だから遺伝の影響はあると思いますが、生まれつきの性差の影響も少なからずあると思います。
息子は文章読解の問題で細やかな心情を読み取ったり、文章から何かを想像する力があまりないと感じています。
遺伝的には私の文系要素が強いのかもしれませんが、性差の問題もあり、今のところ国語が得意だとも思えません。
逆に算数はかなり低いレベルですが、昔の私と比べれば、息子のほうが、ずっとできていると感じます。
無駄ではない
遺伝の影響は確かにあると思いますが、だからと言って、何をやっても無駄だとは思いません。
世の中には両親が中卒でも、子供は中学受験で難関校に合格しているケースもあります。
親が学習面で努力をしてこなかった場合、子供が親よりも努力をすれば、親より伸びることもあるでしょう。
逆に親自身が幼少期から熱心に教育され、努力して学歴を手にしていた場合、子供にも同じ教育を受けさせて努力させないと、親の学歴には届かない可能性が高くなります。
親が何もしなくても自分と同じレベルになるはずと安易に考えていると、子供は親よりもずっと低い学歴や年収になることもあります。
学歴や年収が全てではないですが、一定までの年収と幸福度は相関関係にあるので、子供の幸せのためにも、勉強はある程度できたほうが良いと思います。
遺伝の影響は考慮しつつ、子供の持って生まれた才能の中で、子供を伸ばしていくことが大切だと感じています。