質問
息子は幼い頃から私にあらゆる質問をしてきました。
そして、それは今でも続いてます。
息子の質問に対して、私はできるだけ詳しく答えるようにしています。
わからないことや知らないことは正直に言い、可能な限り私が調べて息子にわかりやすく話しています。
本当は子供自身に調べさせるほうが良いのかもしれませんが、子供の質問は本に答えが書かれているものばかりではないですし、幼い子供にスマホやパソコンで検索させるのは抵抗があるので、今は私が息子の代わりに調べて教えています。
お金
息子の質問の中、でたまに出てくる質問が「どうして〇〇ってお金がかかるの?」です。
この質問は色々な物について何度も聞かれていますが、その都度、人権費、光熱費、場所代などについて話しています。
例えば水は一見無料で手に入っているように見えますが、実は蛇口から出る水にはお金がかかっていることや、安心して飲めるような水を作るには色々な手間や経費がかかることを幼い頃から教えています。
お金がかからない物
息子が年少の頃、どうしても欲しい福袋があり一緒に行列に並んだことがありました。
ですが実はその列は福袋の列ではなく、干支の置物を無料でもらえる列でした。
ちなみに私はそそっかしいので、こういったミスをよくします。
結局、小さな干支の置物を無料でいただいたのですが、息子はそれが嬉しかったようで、今でもその時のことを覚えています。
そして普通は物を手に入れるにはお金がかかるはずなのに、どうしてあの時の干支の置物は無料でもらえたのだろうと不思議に思ったようで、私に質問してきました。
宣伝費
私は息子に、無料で干支の置物がもらえたのは、商業施設の宣伝だからだよと答えました。
「商業施設は大勢のお客さんに来てもらって買い物をして欲しいから、人を集めるために先着〇〇〇名という形で干支の置物を配ったんだよ」と息子には話しました。
「だから〇〇(息子)は無料でもらえたけれど、商業施設の人はその干支の置物を作っている会社に、ちゃんとお金を払っているんだよ」と教えました。
他にも無料の公開模試などは、塾に勧誘するためだったり、データをとる目的があることも伝えました。
「無料で物を配ったりサービスを提供すれば一時的には損をするけど、トータルで考えれば最終的には得することもあるんだよ」と話しました。
息子は幼いので、どこまできちんと理解できているかわかりませんが、息子が疑問を持った時には、これからも、できるだけ詳しく答えていきたいと思っています。