のびのび遊べば賢くなるのは優秀な子
育児関連の記事や書籍などでは、小さい頃はのびのび遊んだほうが頭がよくなるとか、遊びの中から子供は自然と学ぶという話をよく見ます。
そういう本を読んでいると、親が特別な事をしなくても子供を遊ばせておけば勝手に頭がよくなるのではないかと錯覚しそうになります。
でも実際のびのび遊んでる子の中には、優秀に育つ子もいれば落ちこぼれる子もいます。
私はこれは生まれつき優秀な子に適した育て方なのではないかと常々思っています。
優秀な子は遊びの中で自分で疑問を見つけて、自力で調べたり考えたりして答えを導き出します。
でも、それは普通の子には難易度が高いと感じます。
ましてや遊びの中で学んだことを直接的に勉強に生かすとなるとかなり難しい。
優秀な子は見つけた昆虫を観察し体のつくりを覚えたり図鑑で調べて分類したりすることもあるでしょう。
でも普通の子供は昆虫を見つけてもじっくり観察するより、追いかけて捕まえようとします。
親の働きかけ
普通の子はただ自由に遊んでいるだけでは、学習面での頭の良さは伸びない気がします。
普通の子の頭の良さを育てるためには、やはり親がそれなりにフォローしなくてはなりません。
例えば虫を見たら図鑑で調べ、分類や体の構造などを一緒に知識として身につけていくといった作業が必要です。
ただ、そうやって幼児期に色々教えていても、普通の子は理科が始まる頃には覚えていないということもあるでしょう。
遊びの中で自然に学ばせるのは普通の子にはハードルが高いと感じます。
遊びと勉強は別だと割り切る
遊ぶことは子供にとって必要なことですし、そこから学べることもたくさんあると思います。
ただ、それと学習面で子供が伸びるかは、また別の話だと思います。
もちろん遊んでいても学力が伸びる子もいますけど、それは一部の優秀な子供だと思います。
遊びは遊び、勉強は勉強で割り切って、学習面は別の方法で伸ばしていくほうが良いと私は考えています。
息子にも普段から色々な遊びや体験をさせていますが、それで学習面が伸びるという期待はなるべくしないように気をつけています。