Withコロナ
全国旅行支援が始まり観光地もより一層の賑わいを見せています。
我が家はもともと秋に旅行の予定を入れていていましたが、旅行支援に合わせて、いくつか予定を追加しました。
今回はGoToトラベルの時のような批判の声も少なく、世の中がWithコロナへ向かっていると感じます。
これからマスク問題も含めて、少しずつコロナ前の日常が戻ることを願っています。
批判
今回の全国旅行支援では、GoToトラベルの時のような感染拡大リスクに対する批判は減ったと感じています。
その反面、平日のほうが支給されるクーポンの額が高いことや、全国旅行支援に合わせて旅館やホテルが宿泊料を値上げしていることを批判する方もいます。
「得するのは平日に旅行に行ける老人だけ」とか「観光地は混むし、宿は値上げしてるから、たいして安くならないし、これって誰得?」と批判される方もいます。
中には、もっと子育て世代を優遇しろという声まで出ています。
誰のための支援策なのか
GoToトラベルや全国旅行支援は、旅行者に向けた支援ではなく、観光業(旅行業、宿泊業)などに携わる人達に向けた支援だと私は考えています。
本来、得するべきなのはそういった業種の人達なので、旅館やホテルがキャンペーンに合わせて値上げすることを批判するのはおかしいと思います。
一部の業種ばかりを優遇するなとおっしゃる方もいますが、そもそもコロナに対する政府の政策で、これまで一部の業種ばかりが冷遇されてきたのは事実です。
政府や自治体が自粛しろとか県外に出るなと言い続けてきたのですから、その分あとで優遇されるのは当然の権利ではないでしょうか。
自分で考えられる子
世の中には、子供に自分で考えられる子になって欲しいとか、子供を指示待ち人間にしたくないと言う人も多いです。
だけど、そう言う人達が全国旅行支援に対して「誰得?」と批判しているのを見ると、まず親の考える力を育てるほうが先ではないかと思えてしまいます。
単に子供時代を自由に過ごさせたところで、考える力が育つとは限りません。
子供時代を勝手気ままに過ごしたがために、自己中心的な考え方しかできない人間に育つこともあると思います。
私は、幼い頃から相手の気持ちを子供に考えさせたり、多方面から物事を見ることを子供に教えていくことが大切だと考えています。
子供には相手の気持ちを考えろと言うのに、親は自分の損得でしか物事を考えないといういうのは矛盾しています。
まずは大人が子供のお手本になるように、自分の損得勘定ばかりではなく、多方面から物事を見られるようになることが大切ではないかと思います。