直接苦情を言う親 | 普通の子がこつこつ頑張る中学受験

直接苦情を言う親

イベントの日に苦情

前にネット上で、自分の子供が暴力をふるった相手の親から、小学校のイベントの日に直接苦情を言われたと怒っている人を見かけたことがあります。

その方は、本当かどうかもわからないし、相手の子にも非がある可能性だってあるから、直接苦情を言わずに、先生を通して話し合いをするべきだと意見を書かれいました。

ただ、その方のお子さんは、過去に同じお子さんに対して加害行為をしており、学校から連絡がきたこともあったようです。

その時は先生に既に解決済みと言われたそうですが、そのような状況で、どうして自分の子に非がないと考えられるのか理解に苦しみます。

相手の親から直接苦情を言われたということは、先生が間に入って表面上は解決したように見えていても、暴力行為が続いていたのだと思います。

相手の親は、先生に相談しても一向に事態が改善しないから、加害者の親に直接言うという最終手段をとったのではないでしょうか。

この状況では、被害者の親が加害者の親に直接苦情を入れるのも、仕方がないと感じてしまします。

現在、同級生の息子への暴力行為はなくなりましたが、もしひどい暴力行為が続いていたら、私も直接相手の親御さんと話していたかもしれません。

>> 息子のプロフィール

親の責任

小学生の暴力」でも書きましたが、世の中には、親の知らないところで子供が暴力に対する成功体験を積んでしまう場合もあるので、全てが親の責任だとまでは思いません。

ただ、この方に関しては、完全に親の責任だと思います。

この方は、子供が幼い頃から暴力をふるっていたらしいので、子供の暴力に対するハードルも低くなってしまったのではないでしょうか。

さらに自分の子供が暴力をふるっていても、怪我をさせていなければ親の謝罪は不要だという考え方なので、子供が事の重大さに気付けないのだと思います。

自分が暴力をふるったせいで、親が深々と頭を下げている姿を見れば、子供も自分の罪の重さを理解するかもしれません。

でもこの方は、その貴重な機会を自ら捨てています。

子供の暴力行為を真剣にやめさせたいと考えていない親の元では、子供が暴力行為をやめないのは当然です。

もし暴力をふるったら

もし息子が理由もなく面白半分で他の子に暴力をふるっていたら、相手の子が怪我をしていなくても菓子折りを持って謝罪に訪れ、菓子折りの代金は息子のおこづかいから出させます。

それでも何度も暴力行為を続けるようなら転校も考えますし、習い事もやめさせるかもしれません。

暴力をふるうことが、どれだけ悪いことなのか、息子にわからせるために、私はあらゆる方法を考えると思います。

暴力行為は大人なら逮捕されて、それまでの全てを失う行為だと、息子には幼い頃から何度も教え続けてきました。

だから息子は、これまで人を叩いたり蹴ったリしたことは、私の知る限り一度もありません。

理由のない暴力だけは、絶対に許してはダメだと思います。

人に暴力をふるうことでストレスを発散することに慣れていくのは、とても怖いことです。

そうなる前に親は子供に暴力行為がどれほどダメなことか、教える必要があると思います。

息子のクラス

息子のクラスの暴力行為は、息子の話を聞く限りでは減ってきていると感じます。

ただ息子には、暴力行為を見かけたらすぐに先生に言うように言っているので、息子の見える範囲で減ってきているだけなのかもしれません。

息子や息子の周りの子に対する暴力行為が収まっただけで、他の子が暴力被害にあっている可能性は否定できません。

実際に別のクラスの子が、以前息子に暴力をふるっていた子に「いじめられた」と言っていたと息子から聞いたこともあります。

だから本当にその子の暴力行為が収まっているのかは、わかりません。

子供の暴力に対する親の考え方に温度差があるのは、本当に悩ましい問題です。

全ての親が子供の暴力行為に対して、もっと真剣に考えて子供に教えれば、子供の暴力行為はきっと減らせると思います。

そのためにも、暴力をふるった子供の親への対応は必要ではないかと考えています。

罰金や慰謝料などが難しいのなら、せめて親子で必ずカウンセリングを受けるなど、何かしらの対応策が必要だと感じます。

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