発表会
少し前に息子の習い事の発表会がありました。
発表会で一番驚いたのは、同じ年の子供達の成長です。
親の欲目もありますが、息子は幼稚園時代はかなり上手なほうで、周りの友達の親御さんや先生からも褒められていました。
でも、それは息子に才能があったわけではなく、ただ単に息子が他の子よりも努力していただけなんだと思います。
小学校受験
息子の習い事には、小学校受験するお子さん達も大勢通っていました。
今年になって特に上手くなっていると感じたのは、小学校受験組のお子さん達でした。
きっと息子が習い事の練習をしている時、そのお子さん達は必死でペーパーをやったり、小学校受験の教室に通っていたのだと思います。
そして受験が終わり無事に合格して進学し、今はたくさん習い事の練習をしているのだと思います。
息子より上手な子
親の欲目を入れてたとしても、息子より明らかに上手だと感じる子はいました。
その子は息子と同じく年少から習っていた子です。
息子は少なくとも年中の頃までは、その子よりも上手にできていたと思います。
だから表面上だけ見れば、息子はその子に抜かされた形になります。
だけど焦りや嫉妬心などは、微塵もわきませんでした。
ずっと一緒に習ってきて、その子も息子も去年より上手になっていることが、純粋に嬉しいと感じました。
息子より上手だった子は、小学校受験が終わってから、きっとものすごく頑張って練習したんだと思います。
だから「頑張って練習したんだな」、「本当に偉いな」と心から思えました。
実は以前から、息子が友達に抜かされた時に、嫉妬心で自分が冷静でいられなくなるのではないかという不安がありました。
だけど、そんな気持ちは微塵もわいてこなかったことに、少しほっとしました。
中学受験はまた別かもしれませんが、なるべく周りと比べずに、しっかりと息子の成長だけを見ていきたいと思います。
無駄ではない
息子と同じ年の子の中には、今年から新たに習い始めた子もいます。
息子は小学校に入って忙しくなり、以前ほど習い事の練習に時間をとれていません。
この先は中学受験の勉強がどんどん大変になると思うので、習い事の練習にかける時間は減り続けると思います。
それにともない天才型ではなく努力型の息子は、周りの子にどんどん抜かされていくでしょう。
でも去年よりほんの少しでも上手くなっていれば、例え周りの子に抜かされたとしても無駄ではないと思います。
練習して少しでも上手くなったとか、成長できたという経験は、その道のプロにならなくても、息子の中で将来の糧になると考えています。
実際に息子は去年よりも確実に上手になっていますし、発表会でも、かなり上手にできていたと思います。
だから発表会が終わったあとは、しっかりと息子の成長を褒めて、家族で美味しいものを食べに行きました。