計算の工夫開始 | 普通の子がこつこつ頑張る中学受験

計算の工夫開始

息子の計算力

3歳から息子に足し算を教えだして、毎こつこつやり続けた結果、年中の頃には四則演算をマスターしました。

年長の頃には小数や分数の計算もマスターして、毎日スマイルゼミで1年から6年までの計算ドリルをやるようになりました。

また年長の頃にはスマイルゼミの低学年の計算は、私や夫よりも早く解けるようになっていました。

だから心のどこかで、息子は計算能力だけは高いと思っていました。

でも「計算力も普通の子」にも書いたように、山本塾を始めてみた結果、息子は中学受験の世界では計算がたいして早くないことが判明しました。

息子の計算力に疑問を抱くようになり、これまでスマイルゼミの計算だけしかやってこなかったことに不安を感じて、新たなドリルを追加しました。

>> 息子のプロフィール

マスター1095題 一行計算問題集 4年

追加したのは「マスター1095題 一行計算問題集 4年」です。

>> マスター1095題 一行計算問題集 4年

この本は書店で気になって購入したのですが、中学受験界では有名な問題集のようです。

大手中学受験塾の日能研が作っている問題集のようです。

日付を記載するところがあり、1日3問ずつ取り組めるようになっています。

書籍型の問題集なのでコピーする手間はかかると思います。

息子は時間のある日に12題から24題ほど解いています。

手も足もでない問題

息子は毎日スマイルゼミで6年までの計算に取り組んでいるので、当初4年なら1人で解けるだろうと考えていました。

だけど、実際は手も足も出ない問題も多数ありました。

よく考えれば、息子はこれまで単純な計算問題にしか取り組んできませんでした。

市販の問題集の中にも難しい計算はたまにありましたが、計算の工夫が必要な問題は、まだ早いと思って飛ばしていました。

でも気付けばもう1年生も半ばを過ぎてます。

このままだと、まだ早いと思ってるうちに、あっという間に高学年になると思います。

本格的に計算問題に取り組む

息子のような最難関狙いではない普通の子にとって、計算力はとても大切です。

四則演算の簡単な計算の順番はこれまでにも教えてきましたが、まずは基礎を固めることが重要だと考えていたので、難しい計算の仕組みや工夫については一切教えてきませんでした。

あまり色々難しいことを教えると、幼い子供の場合は混乱してしまうと考えたからです。

だから息子は、これまで力業で順番に計算していました。

例えば「35×6-31×6」を「(35-31)×6」にして計算する方法を教えていなかったので、「35×6=210」をして「31×6=186」をして、最後に「210-186=24」と計算していました。

ただ□の数字を求める計算問題で、これまでの力業では解けない問題が出てきました。

息子もある程度は成長し、昔よりは理解度が上がっていると感じているので、この機会に難しい計算のやり方や工夫の仕方を徐々に教えていくことにしました。

また計算の途中式を、きちんと順番に書くことも教えていこうと思います。

慣れるまでかなり時間がかかると思いますが、これから根気よく教えていこうと思います。

それにしても、これほど計算に勉強時間を割かなければいけなくなるのは想定外でした。

どうやら私は中学受験の計算分野を、かなり甘くみていたようです。

それでも低学年のうちに、息子の計算能力が、たいして高くないことに気づけたのは良かったと思います。

とりあえず一歩ずつ頑張っていこうと思います。

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