小1から通塾することへの批判
子供を小1からサピックスに通わせるなんて、かわいそうだと批判される方もいます。
だけど小学1年生のサピックスは過剰な先取や詰め込みもなく、宿題の提出義務すらありません。
我が家の家庭での取り組みは、息子がわからなかったと言ったデイリーサピックスの問題をさらっと見直すぐらいです。
白状すると、基礎力トレーニングという毎日のホームワークすら最近はあまりやっていません。
基礎力トレーニングは、もう少し難易度があがってきたら、朝学習に組み込もうと思っています。
最近は朝学習に山本塾を追加したことで、漢字の学習時間が減っている状況なので、なかなか基礎トレまで手が回っていません。
ゆるい塾
サピックスに息子を通わせてみて思うのは、少なくとも小学1年生のサピックスは、とてもゆるい塾だということです。
先生もとても優しくて楽しい先生が多いようです。
「漢字テスト」でも書きましたが、事前に厳しいと聞いていた漢字のテストですら、1年生はかなりゆるいと感じます。
特に算数は、詰め込みや先取とは真逆の思考力を鍛えるような授業が中心です。
デイリーサピックスの中には間違い探しもあったりして遊びの要素がとても強いと感じます。
サピックスの小1の算数は勉強と遊びの中間のような位置づけだと感じています。
学校の勉強が嫌いな子でも、サピックスの授業は楽しいという子もいると思います。
それは学校の勉強より難しいからとか、高度な内容を学んでいるからというより、学校の勉強よりも遊びに近い授業内容だからだと思います。
特にパズルや迷路などが好きな子には、遊びの延長だと感じる問題も多いでしょう。
小学1年生のサピックスは、子供にとって楽しく通える、ゆるめの塾だと感じています。
ちなみに息子は、小学校もサピックスも両方大好きで楽しく通っています。
小1のサピックスの負荷は習い事レベル
サピックスに通わせていると、公文や小学校受験の教室のほうが、ずっと厳しいのではないかと感じることがあります。
ゆるいサピックスに1年生から通わせるなら、ガリガリ家で勉強させるほうが良いという批判なら理解できます。
だけど小1からサピックスに通わせて勉強漬けなんてかわいそうと言ってる人が、公文や小学校受験の教室に通わせて毎日ガリガリ子供に勉強させているのを見ると疑問を感じます。
私も実際に息子を通わせるまでは、小1のサピックスが、ここまでゆるい塾だとは思っていませんでした。
たぶん小1からのサピックスに通わせるなんて子供がかわいそうだと批判している人達は、小1のサピックスがどのような場所かを理解されていないのだと思います。
ちなみに国語は少し長めの文章読解問題に取り組んでいるので、算数ほどゆるくはありませんが、やはり過剰な先取や詰め込みはありません。
小1のサピックスは詰め込みではなく、子供に考えさせたり、子供の学習意欲を向上させることを目的としていると感じます。
個人的には、作文教室や理科実験教室など、学習系の習い事と変わらない程度の負荷だと思います。
だから小1からサピックスなんてかわいそうかなと親が心配する必要はないと思います。
逆に「とりあえず塾の危険性」にも書いたように、小1からサピックスに通わせているからと親が安心していると、優秀な子以外は後で大変になると思います。
息子は普通の子なので、サピックスに通いつつ、きちんと自宅で先取や計算力の強化もやっていこうと思います。