低学年からの通塾
息子を小1からサピックスに通わせてみて、今のところ低学年の通塾にはメリットもデメリットもあると感じています。
低学年の通塾は諸刃の剣です。
どちらに転ぶかは親の意識の差が大きいのかなと思います。
一番のデメリット
一番怖いのが「とりあえず塾に入れたからこれで一安心」と親が思うことです。
まだ1年生の半分ほどしか在籍していませんが、サピックスの低学年の授業は過剰な先取はありません。
だから中学受験に直接的に役立つかと聞かれると微妙だと思います。
国語は長文の読解問題に慣れることができるので、ある程度の効果はあるのかなと思います。
ただ算数は今のところ幼児教育の延長線上のような感じで、子供の考える力を育てる取り組みがなされています。
ただ、そういった問題を先生からやり方を教わって解けるようになったところで、どれだけ中学受験で役に立つのか私にはよくわかりません。
計算と漢字の先取
やはり中学受験では、ある程度の先取が必要だと私は思います。
低学年から子供を塾に入れることで安心してしまい計算や漢字の先取が疎かになると、普通の子の場合は小4までにしっかりと先取して準備してきた子供達には太刀打ちできなくなる可能性があります。
我が家はやめてしまいましたが、サピックスと公文を掛け持ちをされている家庭もあります。
公文でなくても何らかの形で計算の先取と、計算力の強化はしておいたほうが良いと思います。
できれば漢字もある程度進めておいたほうが、後々余裕ができます。
ちなみに公文を辞めた理由は「公文をやめた4つの理由」に書いています。
「とりあえず塾に入れたから安心」と思っていると、塾に入れることが逆効果になることもあるので注意が必要です。
低学年の進学塾は習い事のひとつぐらいに考えておくほうが良いと思います。