子供の性格
子供の性格は千差万別です。
同じように育てても、同じように育たないのは当然です。
だけど、私は多少の矯正はできると思っています。
例えば常にいたずらや悪ふざけばかりしている子を、少し落ち着きがない程度の子に育てることは可能ではないかと考えています。
親の価値観
周りの子やSNSなどを見ていると、やはり親の子育ての価値観が子供に反映されていることが多いと感じます。
幼い子供の場合、親が子供の主体性を重んじていたり、親の意見を押し付けるのはよくないといった考えの家庭の子供ほど、良く言えば自由にのびのびと育っています。
逆に言うとルールやマナーを守れなかったり、やるべきことよりも、やりたいことを優先してしまう自制心の弱い子に育っていると感じることが多いです。
親が幼い頃から子供の主体性を重んじた教育をしていれば、子供がそう育つのも当然だと思います。
確かに、生まれつき真面目で優秀な子もいると思います。
だけど子供の本来の性格を助長するのか、抑える方向に向かうのかは、親の育て方次第な気がします。
親の育て方
子供の気性が荒いとか癇癪がひどいというのは、元の性格もあると思います。
だから親の育て方のせいではなく、子供の生まれつきの気質だと思いたい気持ちもわかります。
だけど親が対応を間違えたがために、子供の気質がさらに強まることもあります。
「イヤイヤ期の対応」にも書きましたが、イヤイヤ期の頃から子供の癇癪に対して、どう対応するかがとても重要だと思います。
癇癪をおこして泣け叫んでも悪いことしかないということを子供が学べば、子供はそのうち癇癪をおこすのを我慢しようと考えます。
そこで癇癪をおこさず我慢していたら良いことがあったという経験を積むと、もっと我慢しようと思います。
我慢したり、気持ちの整理をつけることが苦手な子はいます。
だけど練習しなければ、いつまでも我慢できるようにはなりません。
私は癇癪の強い子ほど、気持ちをおさえたり我慢する練習をする機会を多くつくるべきだと思います。
ただ、そこで親が子供の主体性が大切だという考え方だと、子供は我慢の練習をする機会が減ってしまいます。
練習する機会が少ないほど、我慢をするのが苦手な子は苦手なまま育つと思います。
だから親の育て方や教育の影響は、多少あると思います。