結果や才能を褒める
以前「褒めすぎ注意」でも書きましたが、息子の習い事に昇給する度に親に「天才だね」「才能あるよ」と結果だけを褒められていた子がいました。
でも、どうやら息子もつまづいたところで、なかなかうまくできないようで、昇級もできていないようです。
その結果、その子は練習中におなかが痛くなったり、テストの日に足が痛くなったりするようになってしまいました。
褒め方には注意が必要
お母さんは子供の足の痛みを理由に、テストの合否を考慮してほしいという話を担当者にしていたようです。
親が結果だけを求めて褒め続けると、優しい子ほど親の期待に応えようとプレッシャーを感じてしまうのかもしれません。
そして親をがっかりさせないために、言い訳をしてしまう子もいると思います。
昨今、子供を褒めて育てるのが良いという風潮が強いですが、褒め方には十分注意が必要だと思います。
凡人
息子は不器用ながらも一歩一歩練習して、少しづつ昇給しています。
もちろんテストに落ちた時もありましたが、そんな時も、コーチの言っていた所をなおせばきっといつか受かるよと励ましました。
逆に受かった時は、「おめでとう」「これまでの練習の成果だね」と言ってきました。
もちろん息子もテストに合格したら喜びますし、落ちたら、多少は落ち込みます。
それでも前向きにまた頑張れるのは、自分は凡人で努力することが大切だと理解しているからだと思います。
子供を褒める時は結果でなく努力や過程を褒めることが大切だと、改めて感じた出来事でした。