面倒くさがりを防ぐ方法
以前、SNSで発達心理士の方が、回避癖や面倒くさがりを防ぐ方法を書かれているのを見て、とても納得したことがあります。
その方のおっしゃっていることは、息子を育てる上で、幼児期から私が意識してきたことと、とても似ていました。
そして現時点では、息子が学習面で回避行動をとることはありません。
幼児期から低学年までが大切
回避癖や面倒くさがりを防ぐ方法を簡単に説明すると、課題が簡単なうちに「やるべき事は、やらないと終わりにならない」ということを、子供に学ばせることが大切だと書かれていました。
大きくなって課題が難しくなると、「どうせできない」とか「やっても無駄」と、子供が学習してしまうことが増えるそうです。
だから幼児期から低学年までに、やるべきことは必ずやるという習慣をつけることが大切なのだと思います。
また、やっているうちに上手になっていることを、きちんと子供にフィードバックすることも重要だそうです。
息子にも前よりも良くなっているところは、きちんと褒めるようにしています。
そして「毎日努力しているから〇〇ができるようになったね」と話して、努力することの大切さも伝えています。
習い事などは進級基準があるものだと、達成感が味わえるので良いと思います。
幼い頃から、決められたことは必ずやる習慣をつけ、努力して何かを成し遂げる達成感を子供に味わわせることが重要だと感じています。
継続力
大切なのは幼児期から気分がのらない日があっても、継続して何かに取り組ませることだと私は考えています。
これはペリー就学前プロジェクトやアベセダリアンプロジェクトの結果を見ていても大切だと感じます。
勉強でなくても良いとは思いますが、小学生になれば勉強しないわけにはいかないですし、毎日の宿題にも取り組まなければなりません。
小学校入学後は子供も疲れているので、そこで新たに学習習慣をつけるというのは大変です。
だから幼児期から学習習慣をつける同時に、継続して取り組む力を育てるには、勉強が最適だと思います。
不登校防止
この話は不登校防止にも通じる話だと感じています。
私の知ってる不登校家庭のお子さんは、幼い頃から、かなり自由に育てられていたと記憶しています。
またネット上で不登校の家庭を見ていても、子供を自由にさせている家庭は本当に多いと感じます。
その結果、面倒なことからは逃げてしまう回避行動が増えてしまっているのではないかと考えています。
発達心理士の方も、「どうせできないからやらない」や「やっても無駄」という誤学習が増えると、継続する力も落ち、それがあるラインを超えると、子供は面倒なので何もしなくなると書かれていました。
不登校関連の話題では、子供達はエネルギー切れで学校に行けなくなるという話をよく聞きますが、実際は、このような状態に陥ってしまっている子も多いのではないでしょうか。
やるべきことは必ずやるという習慣を幼い頃からつけていくことで、小学生からの不登校は減らせるのではないでしょうか。
小さい頃から勉強させたら問題が出るという人も多いですが、私は小さい頃から少しづつ勉強させたほうが、後々不登校になる確率を減らせるのではないかと感じています。