算数検定9級合格
ブログに書くのがだいぶ遅くなりましたが、以前受けた算数検定9級に息子が合格しました。
受検後、息子は「全部できた」と言っていましたが、これまでも「全部できた」と言って間違っていたことが何度もあったので、期待はしていませんでした。
ですが、今回は本当に満点で合格していました。
これまで漢字検定や算数検定を何度も受検しましたが、満点での合格は今回が初めてです。
これまで頑張った結果が出たことに、息子もとても嬉しそうでした。
過去問の取り組み結果
記録のためにも息子の過去問の取り組み結果を書き残しておきたいと思います。
ちなみに使った過去問は「実用数学技能検定 過去問題集 算数検定9級」になります。
第1回
1問間違いで、間違えたのは円問題でした。
詳しくは「算数検定9級の戦略」に書いてますので、よければご覧ください。
第2回
1問間違いで、間違えたのは文章題でした。
昔からハイレべなどの問題集で類似の文章題を解いたのがあだとなりました。
例えば50人子供がいて1つの椅子に6人座ると、椅子は何客いりますかという問題があるとします。
計算式は50÷6になり、答えは8で、あまりが2となります。
この場合、単純に答えを書けば不正解になります。
実際には、あまりの2人の子供達が座る椅子も必要なので、答えの8に1を足す必要があります。
ただ、今回の問題はさらにひねってあり6人が座る椅子は何脚かを聞かれています。
それなのに息子は、何も考えず最後に1を足していました。
まさに思考停止状態です。
文章題は何度も読んで考えてと普段から言ってるのですが、過去に似た問題を何度もやっていたので、深く考えずに解いてしまったようです。
第3回
取り組んだ時間帯が悪く、なんと目を離して家事をしてる間に息子は寝ていました。
結果は4問間違いでした。
どうやら最後の特有問題が難しすぎて、考えてる最中に寝てしまったようです。
図形も眠い中で解いたので、2問間違っていました。
起きてから、改めて解かせたてみましたが、この回の最後の特有問題は息子には手が出ない問題でした。
実はその問題は、幼稚園時代に類題を一緒に解いたことのある問題でした。
ですが息子はそのことを全く覚えてませんでした。
やはり小さい頃にやっても、継続して定期的にやらなければ、初見の問題と同じ状態になるのだと思います。
ただ考える癖をつけさせるという意味で、幼稚園時代の取り組みが無駄だったとは思っていません。
ちなみに幼稚園時代よりも理解は深まっていて軽くヒントを与えたら解けました。
第4回
はじめて満点でした。
問題との相性も良かったのだと思います。
この回の特有問題は積み木関連の問題でした。
本来息子があまり得意ではない分野ですが、自分なりに工夫して書き込んで正解していました。
見直しもかなり入念にやって、最後に計算問題のミスを自分で発見しました。
それにしても2回ずつ計算してるはずなのに、2回連続で間違えた答えが出ることに驚きます。
第5回
最後の特有問題を1問が不正解でした。
この回の特有問題は、きちんと考えれば解ける問題だったのに、よく考えずに解いてしまって不正解でした。
時間が足りなかったならまだしも、時間が十分あったのに、きちんと考えられなかったのは残念です。
第6回
最後の特有問題で1問不正解でした。
これは組み合わせを考えるパズル的な問題で、ひらめき力の弱い息子には難しかったと思います。
必死で絵を描いて考えていたところだけは褒めました。
大きパーツから順番に置いていくという視点は良かったのですが、そのまま単純に横に並べてしまっていました。
少しずらして並べたらどうなるかを考える視点が足りないのだと思います。
でも、そのあたりは仕方ないと思っています。
当日の試験
過去問では一応全ての回で合格点は超えていました。
ただ、それでも当日の問題との相性次第では合格点に達しないケースもあると思います。
算数検定はどの分野から出題されるかわからないですが、計算問題だけは必ず毎回出ます。
受検を考えられている方は、とりあえず最初の計算問題だけでも完璧にできるようになってから受検することをおすすめします。
最初の計算問題が全て合っていれば、他で多少落としても合格できる可能性は高いと思います。