受検1カ月前を目安に過去問開始
算数検定の受検日まで、約1カ月ほどとなったので「実用数学技能検定 過去問題集 算数検定9級」をやり始めました。
ただ、この過去問は6回分しかないので、少しずつ進めていこうと思います。
初見の問題を算数検定直前にも1回は解きたいと思うので、一気にやらないようにしています。
過去問の内容を見ながら息子に合った戦略を考えてみました。
算数検定の問題の半分は計算問題
算数検定の問題は全20問のうち、半分にあたる10問が基礎的な計算問題です。
だから、この計算問題だけは絶対に落とさないようにすることが大切だと思います。
息子には必ず最初に2回計算してから、答えを書くように言っています。
ちなみに少し前に挑戦した「実用数学技能検定 過去問題集 算数検定9級」の計算問題は、全て正解していました。
算数検定の合格点は7割なので、ここを確実にとれば、それだけで5割になります。
計算問題を全問正解すれば、あと2割の正解で合格できます。
できるところで確実に点数をとるというのは、どんな試験でも大切だと思います。
ちなみに算数検定9級(3年)の計算問題は「2桁の足し算」「3桁と2桁の足し算」「3桁から2桁を引く引き算」「3桁と2桁の数と足し算引き算の混ざった問題」等が出ます。
掛け算は「1桁×1桁」「3桁×2桁」、割り算は「2桁÷1桁」が出てきます。
分数と小数も出てきますが、ごく初歩的な問題です。
算数検定9級に挑戦するなら、これらの計算問題は完璧にできるようになってからのほうが良いと思います。
算数検定は10%特有問題がある
算数検定には毎回10%の特有問題が出ます。
「実用数学技能検定 過去問題集 算数検定9級」を見ていると、特有問題の難易度は受ける回によって大きく変わると感じます。
簡単な回の問題は息子でも何とか解けそうですが、難易度の高い回も多いので、今の息子の実力で解くのは難しそうです。
特有問題は問題内容の幅がありすぎて特訓のしようもないので、ここは点数を取れない前提で、特に対策はせずに挑む予定です。
算数検定の合格点は7割なので、ここがとれなくても、まだ9割残っています。
その残りの9割でいかに点数をとるかを考えたいと思います。
円と球の問題
円や球の問題は「実用数学技能検定 過去問題集 算数検定9級」を見る限りは毎回出ています。
そして息子が今のところ不得意な分野でもあります。
息子は円や球の一番基礎の部分については、何となくは理解できていると思います。
でも問題の形式や問われる内容が変わることが多いので、初見の問題に弱い息子は、よく混乱しています。
今回やった過去問の円の問題では、語彙力のなさがネックとなり1問不正解でした。
問題内容は大きな円の中に、異なる直径の円が3つ描かれており、その中のひとつの円である点ウを中心とした円の半径を求める問題でした。
単純に点ウを中心とする円の直径を、2で割るだけの簡単な問題です
だけど息子は点ウを中心とした円が、どこの円なのか理解できずに不正解でした。
点ウの周りにちゃんと円が書いてあるのですが、なぜか自分で点ウを中心とした円を想像して解く問題だと誤解したようで、よくわからない数値を書いていました。
円や球の問題は意外とバリエーションが多いので、なかなか全てを網羅することは難しそうですが、算数検定までの間に、もう少し円と球の部分は特訓しようと思います。
図形問題
特有問題ほどの差はありませんが、図形の問題も回によって難易度が違うと感じます。
今回やった過去問の問題は簡単な問題だったので、息子は即答してましたが問題によっては、かなり苦戦しそうです。
そのため図形部分についても、これから少し特訓していこうと思います。
ただ息子は初見の問題にとても弱いので、特訓しても当日ひねった問題が出たら正解できないと思います。
文章題の問題
文章題の問題は「実用数学技能検定 過去問題集 算数検定9級」を見る限り、毎回出ています。
問題内容は引き算だったり、割り算だったり、時間やかさの計算だったりと色々です。
中には問題内容を読み解くのが少し難しい問題もありますが、息子は文章題はわりと得意なほうなので、ここは何とか点を取って欲しいです。
逆に文章題を落としてしまうと合格は一気に遠のくと思います。
できるだけ落としてほしくないので、きちんと文章を読んで2回計算して、さらによく見直すように言うつもりです。
グラフの問題
グラフの問題は出る時と出ない時があるようですが、出ればラッキーなサービス問題です。
見たらすぐわかるような問題や、普通に数えれば答えられる問題も多いので、確実に点をとりたいところです。
簡単だと思う問題ほど、見直しを徹底することを言い聞かせたいと思います。
ただ、たまにグラフを書く問題も出るようなので、メモリを読み違えないように注意が必要です。
線を書く問題
グラフの問題や図形の問題で定規で線を引く問題が出ることがあります。
息子はまだ定規の使い方に慣れておらず、一応自分で線は引けますが完璧ではありません。
まっすぐきれいに引けることもあれば、たまに線が少しぐらついている時もあります。
線の引き方も練習したほうが合格率は上がるのかもしれませんが、今は時間が足りないので他を優先したいと思います。
とれる問題を確実に
我が家の戦略としては、特有問題は傾向が全くわからないので、とりあえず対策はしません。
逆に円と球や図形などの頻出問題は、市販教材やスマイルゼミを使って少し特訓しようと思います。
計算問題は息子の実力ならとれる問題なので、徹底的に見直させます。
できる問題ほど、見直すことが大切と教えています。
ただ計算問題は毎朝といているので、特訓などはしない予定です。
また、考えてもわからない問題は飛ばすことの大切さも、もきちんと教えていこうと思います。
過去問の正解率
今今回、息子が挑戦した過去問は「実用数学技能検定 過去問題集 算数検定9級」の第1回の問題で、問題集の中で一番難易度が低いと感じる回でした。
そのため息子は円の問題を1問間違えた以外は、他は全て正解していました。
一応9割5分の正解率なので7割を超えており、この問題内容であれば合格できるという結果でした。
ただ、例え全ての回で合格点を上回ったとしても、当日の問題との相性次第では不合格になることも十分にありえると思います。
また息子はまだ幼く、自分でうまく時間配分できないので、それが一番心配です。
息子はわからない問題が出てきた時に考え込んでしまう傾向があるので、自分である程度見切りをつけて次の問題に進めるかが少し不安です。
問題との相性によっては合格できない可能性も十分にありますが、その時は再チャレンジすれば良いと思っています。
算数検定を受ける理由
算数検定を受ける理由は、子供の理解度を確認するためというのもありますが、一番の理由は子供のモチベーションアップのためです。
将来の仕事や中学受験のためという遠くの目標だけでは、子供のモチベーションはなかなか上がりづらいです。
遠くの目標を見据えることは大切ですが、幼い子供の場合は近くの目標も作ってあげたほうが、勉強にも身が入りやすいと思います。
毎日こつこつ努力した結果が実を結ぶという経験は、人生においても大切な経験だと思います。
だから、なるべく合格させてあげたいと思います。
そして不合格の場合は子供のモチベーションが下がらないように、できるだけフォローしたいと思います。