泣くことの意味
昔は「男のくせに泣くな」と言って育てられた人も多かったと思います。
だけど、私は男でも女でも悲しい時は泣けば良いと思うんです。
男の子だから泣いたらダメなんて、おかしな考え方だと思います。
泣くことで自分の中の気持ちを吐き出すことができるし、その分、自分の気持ちを切り替えやすくなると思います。
だから私は泣くこと自体は、そこまで悪いことではないと思っています。
ただし、相手をコントロールするためにするウソ泣きは別です。
泣き虫な息子
息子は悔しい時や辛い時によく泣きます。
大声を出して泣くのではなく、ぐっとこらえているけど、悲しい気持ちが止まらなくて、自然と目から涙があふれ出てきます。
そんな時は私も息子を抱きしめてなぐさめます。
でも泣いたからと言って、対応を変えるようなことは絶対にしません。
それをすると、子供はウソ泣きをするようになってしまうからです。
ただ、辛いという息子の気持ちにだけは最大限寄り添えるように気をつけています。
幼稚園に行けなくて泣く
息子が泣くのは、大抵期待していたことがなくなった時です。
過去に泣いた中で一番多い理由は、幼稚園に行けなくなったことです。
息子は本当に心の底から幼稚園が大好きでした。
だから朝に熱や風邪症状が出て幼稚園に行けなくなると泣いて悲しみます。
友達と「明日は一緒に〇〇して遊ぼう」と約束して帰ってくることも多く、その期待が打ち砕かれた時に悲しくて泣きます。
それでも熱や風邪症状がある状態で、幼稚園に行かせるわけにはいきません。
特にコロナ禍以降は少しでも風邪症状があれば休ませていたので、幼稚園をお休みする日は多かったです。
だから「幼稚園に行けないのは辛いよね」「友達と〇〇して遊びたかったよね」「先生にも会いたかったよね」とひたすら息子の気持ちを代弁していました。
息子は「うん」「うん」と返事をしながら泣きます。
そして、たくさん泣いた後に「お昼は〇〇を食べようか」「家で〇〇して遊ぼうか」など話して、徐々に息子の気持ちを切り替えるようにしていました。
ちなみに事前に心の準備ができている時は、あまり泣きません。
コロナ禍以降、風邪で休んだ場合は夜までに風邪症状が収まらなければ、念のため翌日も幼稚園を休むというルールにしていました。
夜までの状態で息子も明日行けそうかどうかがわかるので、翌朝に泣くようなことはなかったです。
大人でも子供でも期待が大きい時ほど、がっかりして悲しくなるのだと思います。
そんな時は泣いても良いと私は思います。