支援級から最悪の道へ | 普通の子がこつこつ頑張る中学受験

支援級から最悪の道へ

事件

少し前に、一昨年の1月に26歳の女性が82歳の男性を殺害した記事を読みました。

その記事には女性の壮絶な半生が書かれていました。

被告は注意欠陥多動性障害や軽度の知的障害があったそうです。

広島で生まれた被告は、小学5年生の時に特別支援学級に入り、特別支援学校の中等部、高等部を卒業したそうです。

16歳の時に、妹とのささいな喧嘩で、スーパーの屋上から飛び降り脚に後遺症が残ったそうです。

その後、オーバードーズや自傷行為を繰り返し、幻覚やっ妄想での入院も繰り返し経験していたようです。

女性は、22歳の時に出産しましたが、父親はわからず、出産後まもなく家出をします。

その後、オンラインゲームを通じて知り合った男性とネットカフェで共同生活を送るようになります。

当初は被告が受け取っていた障害者年金で暮らしていましたが、それでは生活費が足りず、売春を始めたそうです。

しかも売春で稼いだお金は男性に全て渡していた上に、男性からDVも受けていたようですが、それでも男性とは離れられなかったようです。

境界知能

以前、犯罪を犯して少年院に来る子供達は一般よりもIQの低い境界知能の子が多いと、「ケーキの切れない非行少年たち」の作者の宮口先生はおっしゃっていたと思います。

今回の事件を見ていても、やはりこの女性の知能の低さが事件に関連しているように思えてなりません。

知能が低いからとか、発達障害だからといって、特別支援級に入れて卒業しても、結局その後、どうやって自立していくのでしょうか?

企業によっては、障害者枠での雇用などもありますが、前に「発達障害は既に避けられているのか」でも書いたように、障害者枠で採用するなら発達障害でない障害者が良いと考える人達もいるようです。

彼女が支援級でどのように過ごしてきたかはわかりませんが、彼女のその後の人生は決して幸せなものだったとは思えません。

将来

彼女が事件をおこした理由は、結局、お金でした。

もし、きちんと自立して働き、それなりに自由になるお金があれば今回のような事件はおこらなかったのではないでしょうか?

実際に一定までの年収と幸福度には相関があります。

アメリカで乳幼児期からIQを上げるためにアベセダリアンプロジェクトという実験が行われましたが、早期教育を受けていた子は受けなかった子に比べて、一定の年齢まではIQも上がり、大人になってからの年収も上がり、犯罪率も低下しました。

私は特別支援学級の教育内容については、あまりよく知りません。

ただ、ネットで色々情報を見ている限りでは、子供を自立できるように矯正するというよりも、子供が無理しないように合わせてあげるという教育に近いと感じます。

そして、私の目から見ると、子供の忍耐力を育てる努力を放棄しているように見えることもあります。

それでも、社会に出て自立し、幸せになれるなら良いですが、そうでない場合、今回のような最悪の事態になることも考えられるのではないでしょうか。

実際に特別支援学級に子供を通わせてる親御さんの中にも、こんなに甘い環境で育って、将来自立できるのか不安だという意見を述べられている方もネット上で見かけました。

先程も述べましたがお金と幸福度には相関がありますし、社会に適合できず、ネットの世界にのめり込めば、悪い道に引きずり込まれることもあります。

だからこそ、支援級を卒業した後の子供の自立まで考えた支援が必要な気がしています。

重度の知的障害でなく軽度の障害や境界知能の子供が、どうすれば社会に適合し、幸せに暮らせるか、そこまで考えることが大切な気がします。

それは、決して子供時代を快適に楽に暮らせるために配慮する事とは、別の事だと感じています。

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