叱らない育児
私は乳児期は除いて「叱らない育児」には、どちらかといえば反対派です。
全く叱られずほめられて育てられた結果、学校で先生に少し叱られただけで、不登校になってしまった子もいます。
社会人になってからも、上司に少しに叱られただけで、仕事を辞めてしまった人の話も聞いたことがあります。
だから、多少叱られることに慣れさせることも大切だと思います。
もちろん過剰な叱責やパワハラは別ですが、何も叱られないままだと、子供は悪いことしても叱られなかったという成功体験だけを積み重ねていくこなるのではないでしょうか。
罰
大人になって犯罪を行えば、当然逮捕されます。
だから悪いことすれば、それ相応の罰が与えられることは小さな頃から少しずつ学んでいっても良いと思います。
もちろん、年齢に合わせた叱り方をすることは大切です。
また、時には子供に合わせた罰を与えることも必要だと思います。
例えば「約束を守れたら帰りにアイスを食べようね」と約束したのに、子供が約束を守れなかった場合は、アイスを食べずに帰ります。
そうすることで、子供は約束を破ったり、悪いことをしても、後で自分に悪いことがかえってくるから、我慢しようと思えるのではないでしょうか?
まだ、幼いからわからないという人もいますが、幼い子だって「〇〇したら△△」になったということぐらいは繰り返せばわかります。
だから小さい頃から、少しずつ練習することが大切だと思います。
練習
人間は、本来自分に甘いものです。
だからこそ、それを律するためには、ある程度、我慢をする練習や習慣が必要だと思います。
決められたルールを守ったり、友達に暴力をふるわないことは、幼い頃から地道に教えていくほうが良いと思います。
特にやんちゃと言われるタイプの男の子の場合は、見守るのではなく、少し厳しめに躾けておかないと、大きくなってからでは手に負えなくなるケースが多いと思います。
周りを見ていても、やはり大きくなってから叱っても、幼児期に叱るより、効果はずっと薄いと感じます。
お母さんのことが大好きな幼児期こそ、うまく褒めたり、叱ったりして、やって良いことと悪いことのルールを教えておいたほうが良いと思います。