優し先生
少し前に「優しい先生」で書いたクラスですが、知り合いのお母さんから話を聞いたところ、少し前に問題が発生していたようです。
前にとネット上で、優しくて生徒に寄り添ってくれるクラスには不登校や問題児がいるのに、厳しい先生のクラスには不登校も問題児もいないコメントされていたのを見た記憶があります。
ただ、優しい先生は甘い先生となめられてしまい、素行の悪い生徒を調子にのらせてしまうこともあるのではないでしょうか。
そして、その被害に合った子供達が学校に行くのが辛くなって、不登校になってしまう可能性もあります。
息子の学校とは違いますが、私の知り合いで一時的に不登校になってしまった子も、隣の席の子の暴力が原因でした。
その子は、発達障害を理由に何かと先生に特別、優しく対応をしてもらっていたようです。
授業中
今回、問題がおこったクラスでは、暴力などはなかったそうです。
だけど、授業中に離れた席で友達同士で物を投げ合ったり、近くの席の子の鉛筆や教科書をわざと落として踏んだりしていたそうです。
時には周りの席の子が文房具を取り上げられ、先生も応戦するような状況だったそうですが、生徒が先生の言うことを聞かず大変だったようです。
しかも、自分より小さくて気の弱い子や、親同士が知り合いで許してもらえるだろうと思われるような子が標的になっていたようです。
とりあえず、親御さんも含めて話し合いがあったようで、問題は解決したと聞いています。
ただ、その子が本当に心の底から反省しているのかは、わかりません。
周りに合わせる努力
昭和の時代は怖い先生はたくさんいました。
普段は優しくても、ダメなことはダメと厳しく叱ってくれる先生も多かったと思います。
ただ、近年、子供に配慮してくれという親御さんが増えるにつれて、先生も生徒に強く言えなくなっている気がします。
声の大きな親の子ほど配慮され、発達障害という大義名分のもと何をしても良いような風潮になってきている学校もあると思います。
だけど例え発達障害があっても、暴力行為やいじめのような行為は厳しく叱るべきだし、それで治らないなら、やはり専門の教室に通うべきだと私は思います。
息子も発達グレーですが、一生懸命周りに合わせる努力をしています。
それは学校の先生や私が、我慢することや、人との付き合う時のポイントを、少しずつ幼少期から教えてきたからだと思います。
そして、それを素直にに息子が実践し学んだ結果だと思っています。
自由
今は、子供を自由にさせていれば好きなことを見つけて、大成するかのような誤解をされている方もいます。
ただ、そういう子は、もともと才能も運もある子だけで、大半の子は年を重ねるほど、アンガーマネジメントを取得するのが難しくなると思います。
だからこそ小さい頃から、少しの我慢を積み重ねて、社会のルールやマナーを教えていったほうが良いと私は思います。
確かに小さい頃はやんちゃでも将来優秀になる子もいますが、そのまま犯罪にはしってしまう子もいます。
だから、最悪の場合を考えて、親は子供に善悪や、我慢の必要性を早くから教えていくのが良いと思います。