スパイラル学習の真実 | 普通の子がこつこつ頑張る中学受験

スパイラル学習の真実

スパイラル学習になっているから大丈夫

よく中学受験の教材はスパイラル学習になっていて、何度も同じことをやるから、その時はできなくても大丈夫という話を聞きます。

ただ、息子の予習シリーズをすすめていく中で、到底大丈夫だとは思えずにいます。

確かに何度も同じ単元は出てきます。

だけど、前回習った範囲は基礎としてさらっとしか記載されておらず、さらに難しいことを覚えなくなてはなりません。

例えテキストがスパイラル学習にはなっていても、最初に単元が出てきた時に、しっかり身につけておかないと、後で難しいことに対応できなくなると感じます。

おいてかれる子供達

確かに成長速度は子供にとって違うので、最初は理解できなくても、次に出てきた時にすんなり理解できる子もいると思います。

だけどスパイラル学習になっているから今できなくて大丈夫と高を括っていると、後で、どんどん追い詰められる場合もあります。

完璧に理解できているかのように見えていても、子供は忘れてしまうこともあります。

だからスパイラル学習は有効だと私は思います。

ただ、スパイラル学習になっているから大丈夫と、今、全く理解できていない問題を先送りにするのはあまり良くないと思います。

スケジュールは大切

スパイラル学習はあくまで子供の記憶を定着するためと、難しいことを一気に教えるのではなく、少しずつ取り組ませるためのものだと思います。

だからこそ基礎である4年生の問題は、できる限り4年生のうちに解けるようになったほうが良いと思います。

また、4年生でスケジュールどおりに進められる自信がない親御さんは、先取学習で中学受験の4年の基礎をやっておいたほうが良いと思います。

とにかくスパイラル学習にあまり期待してしまうと、後で追い詰められる可能性もあるので、習ったことはやはりその時期にしっかり学習しておいたほうが良さそうです。

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