高校受験をさせたくない理由 | 普通の子がこつこつ頑張る中学受験

高校受験をさせたくない理由

中学受験

私はできれば、どこかの中学で中高一貫校に息子を入学させたいと考えています。

そして、そのために、息子も私も夫も今はできる範囲で努力しています。

何とか第三志望ぐらいまでの息子の気に入る学校に入学させることが今の目標です。

内申制度

高校受験の場合、内申が重要になってくるという話を、よく聞きます。

算数、国語、理科、社会の4教科について不安がないわけではありません。

ですが、それ以上に不安なのが、ほぼ手つかずの英語です。

小学校では英語を習ったり家庭学習している子も多く、息子はきっと出遅れてしまうと思います。

さらに息子はDCDやHSCの可能性が高く、頑張っても人よりできないことが多いと思います。

それをさぼっているとか、手を抜いていると思われてしまうと、先生に嫌われて余計に評価が下がってしまう気がします。

私の過去

私も実はDCDだったんだと思います。

だけど発達障害の特性もあって、好きなことはやり込む傾向があり、それほど問題にはならなかったのかもしれません、

問題は好きでもなく、練習もあまりしてこなかったことにありました。

高校のスポーツテストのある種目で、平均の半分ほどの結果を出し先生に「まじめにやれ!」と叱られたことは今でも覚えてます。

ただ、私は決してふざけていたわけではなく、それが恐ろしく苦手で、体の使い方も良くわかっていなかったのだと思います。

私は、その先生を恨んではおらず、むしろ他人からはそう見えるのだなと学習しました。

学業の成績だけはそこそこだったものの、優等生とは程遠い存在だった私が、先生からそう思われるのはむしろ当然だと納得しました。

相性

優等生タイプで、何でもそつなくこなし、先生からも気にいられる子は、高校受験があっているのかもしれません。

ただ、息子のように不器用で、発達障害やDCDの可能性の高い子は、昔の私のように先生から嫌われてしまう可能性が高いと感じています。

今はそうならないよう、できるだけ言い聞かせていますが、本格的な反抗期に入ればどうなるかわかりません。

併願優遇

東京の中学には併願優遇という制度があるようです。

私も高校受験には詳しくないですが、第一志望の公立に合格しなかった場合、内申点に応じて私立高校の合格を保証してもらえる制度のようです。

一見、聞こえは良いようにも思いますが、内申点が足りない場合、自分の気に入った複数の学校に挑戦できなくなってしまいます。

ちなみに、ある有名人のお子さんはこの併願優遇の学校が気に入らず、併願優遇を断り、私立高校を受験するも何度も不合格になっていました。

いよいよ後がないとなった時期に他府県の学校に合格されたそうです。その学校はそれなりも偏差値の高い学校で、その時期の募集は、少なくとも翌年以降のホームページの一般の募集要項には記載されていませんでした。

3月に入ってから入試を受けられる高校は多くないと思いますし、彼はたまたま運が良かったのかもしれません。

一般人には、あまり真似できない方法なので、やはり併願優遇は必要なのかもしれません。

ただ、特性のありそうな息子が全教科で良い成績をとれる可能性は低そうな上に、英語も出遅れているので、やはり中学受験で教科をしぼって頑張らせるしかないと思っています。

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