標準的な子ほど先取したほうが良いと思う理由 | 普通の子がこつこつ頑張る中学受験

標準的な子ほど先取したほうが良いと思う理由

みんなできる

以前、SNSで息子よりも年下のお子さんを持つ親御さんが、年相応になればみんなができるようになることを、ただ先取りしても、結局は受験では大したアドバンテージにはならないという意見を見ました。

だけど、これは大きな間違いだと私は思っています。

私は、これまで中学受験ブログやSNSやネット記事などで、高学年の親御さんの悲痛な叫びをいくつも見てきました。

その中で多いと感じるのが「時間がない」「間に合わない」「子供が勉強しない」と言った意見です。

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カリキュラム

優秀な出来る子は、塾のカリキュラムにのっていけば、それで良いと思います。

だけど、塾のカリキュラムについていけず、授業内容が全く理解できず、テストの成績だけ見て親から叱られているようなお子さんも世の中には多いと感じます。

塾のカリキュラムは、小学校でトップの成績をとってる子であっても難しく、5年生からは特に難しくなります。

家で予習復習するだけでも大変なところに、計算演習や新たに覚える漢字まで加われば、普通の子はパンクしてしまいます。

アドバンテージ

みんなができるようになることであっても、それが大きなアドバンテージになることもあります。

例えば計算と言っても、その速さや正確さは子供によって大きな差があります。

だから幼児期から低学年のうちに6年生まで計算のやり方をある程度覚えて、正確に速く解く力を4年までに身につけておいたほうが良いと思います。

また中学受験では、基礎問題ですら期間内に習得できない子や、間に合わない子がいます。

逆に基礎をきっちりと理解できていれば、授業内容も理解しやすいですし、ボリュームゾーンの中でも志望校を選べる範囲は広がります。

中学受験は、学校の勉強のように、大半の子が年相応になればできるようになるり、差はつかなくなると軽く考えていると、あとで後悔する可能性が高くなると思います。

ちなみに地頭の良い優秀児は、低学年を遊んで過ごしても、余裕で追いつけると思うので、我が子がどのようなタイプなのかをよく見る必要があると思います。

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