育て方
子供の素直さは、ある程度までは、親の育て方で変わると私は考えています。
「イヤイヤ期の対応」でも書きましたが、子供は過去の成功体験をもとに行動の判断することが多いと思います。
だから、癇癪をおこせば親が根負けして言うことを聞いたという成功体験を多く重ねた子は、嫌なことや、やりたくないことは、癇癪をおこせば良いと学習します。
逆に癇癪をおこしても希望が通らず、遊ぶ時間が減ったという失敗体験を重ねれば、癇癪をおこすことは減ると思います。
だから、ある程度までは、親の育て方で子供の素直さは変わると思います。
ただ、それでも限界はあると思っています。
こだわり
息子は同年代の子と比べると、幼児期は素直な子だったと思います。
だけど、最近は生まれ持ったの資質が徐々に大きくなってきているのか、成長と共に反抗心が育ってきているのかわかりませんが、昔よりも素直ではなくなってきたと感じています。
よくよく考えれば、私の幼い頃を思い返す限り、息子が生まれつき素直な良い子であるはずもなく、むしろ今でも、生まれつきの性格と比べれば、今でもかなり改善されているほうなのだと思います。
たぶん本来の息子は、私に似て、こだわりが強く頑固な性格の子なんだと思います。
ちなみに家庭学習については、既に習慣化されているので、今のところは素直に取り組んでいます。
もし幼児期に何もせず、今の時期から家庭学習の習慣をつけようとしていたら、かなり苦戦していたのではないかと思います。
素直な幼児期のうちに、学習習慣をつくっておいて本当に良かったと思っています。
人間関係
こだわりや主張が強すぎると、人間関係で問題が出る可能性が高くなると思います。
だから、どうしても譲れないこと以外は相手に譲ってあげることや、表面に出さないことの大切さも、息子には少しずつ教えています。
特に先生に対しての言動については気をつけるようにと、普段から厳しく言い聞かせています。
息子には「先生や親に対して、それは違うと思う時もあるのはわかるけど、その気持ちを感情的に表に出してしまうと、自分がを損することもあるよ」と教えています。
そして「そういう時は、表に出さずに、心の中で言おうね」と話してます。
その上で、時間があいて冷静になっても、どうしても納得いかないと思うことがある場合は、気持ちを落ちつかせてから相談して欲しいと伝えています。
実際に、気持ちが落ち着いてから納得いかなかった部分を息子が話してくれた時には、お互い冷静になって話し合っています。
反抗心
誰でも少なからず反抗心のようなものは持っていると思います。
むしろ自分と違う意見を、素直に受け入れられる人のほうが稀なのではないでしょうか。
だから、私は反抗心はあっても良いと考えています。
ただし、それを安易に表面に出さないことは、大切だと思います。
先生や友達から嫌われると、学校生活も辛くなりやすいです。
だから、こだわりが強く頑固な子ほど、それを表に出さず周りに合わせることを、少しずつ練習していくほうが良いと考えています。
その上で、息子には自分なりの感情の抑え方や、良いストレスの発散方法を見つけて欲しいと思います。
全てを周りに合わせる必要はないと思いますが、常に自己中心的な考え方の子は嫌われやすいです。
だから、どうしても譲れないことのみ、よく考えてから、冷静に相手に伝えられる人間になって欲しいと思います。