幼稚園時代
息子が幼稚園の年長だった頃、直角がわからず教えるのに苦労したことがあります。
大人であれば、どれが直角かは、見ればすぐにわかります。
だけど、その頃の息子は、問題集の直角を選ぶ問題で、どう見ても直角ではないものを選んでしまうことが多かったです。
だから折り紙を使って教えたり、角に定規の端をあてて確認させたりしていました。
そうやって何十回も問題を解いていくうちに、息子は少しずつ定規をあてなくても感覚的にどれが直角かわかるようになりました。
思い込み
そんな息子ですが、最近は直角に近い角度を勝手に直角だと思い込んでしまうことがあり困っています。
だから今は感覚的に直角だと思い込むのではなく、直角である根拠が明確でない時は勝手に判断しないように教えています。
算数の勉強はつながっています。
ただ時には感覚的なものを養う必要がある反面、後々その感覚的な判断が足を引っ張ることもあるのだなと感じています。
息子のように空間認知能力も高くなく、ひらめき力のない子が、中学受験の図形問題を解くためには、とにかく演習を重ねて、やり方を学んでいくしかない気がしています。
人よりたくさん演習を重ねることで、人並みに中学受験の図形問題が解けるようになって欲しいです。