計算方法
「5年生までにマスターする 山本塾の計算ドリル」では、レベルによって、指定された計算方法で計算しなければいけないレベルと、何も書かれていない普通の計算問題のレベルがあります。
だけど何も書かれていないレベルの問題でも、頭の中で前のレベルで指定された計算方法を使いながら計算していくことが大切だと感じています。
この計算方法を守っていかないと、暗算は早くならないのだと思います。
計算方法が指定されている問題
普段息子は、自分がクリアできていないレベルの問題に挑戦する前に、一つ前のレベルの計算方法が指定されている問題をやっています。
以前、時間のない日に、計算方法の指定がないレベルの問題だけを息子にやらせてみたところ、前日よりも大幅にタイムが落ちました。
偶然かと思い何度か試してみましたが、計算方法の指定がある問題を事前にやってから挑戦した日と、そうでない日とで、毎回タイムに差が出ました。
計算のやり方が指定されているレベルの問題は、記入欄は多いですが問題数は少ないので比較的楽にクリアできます。
だけど、その計算方法が完璧に頭に入っていない状態で、先のレベルの問題だけをやらせると、息子のようにやり方を忘れてタイムが遅くなることがあります。
◎タイム
「5年生までにマスターする 山本塾の計算ドリル」の使用方法として、◎タイムをクリアできれば、もう戻らなくて良いと著書の山本裕一さんはおっしゃっています。
だけど、私は山本塾の計算方法がきちんと頭に入っていないうちは、例え◎タイムをとれたとしても、絶対に前のレベルを一緒やったほうが良いと思います。
特に短期間で計算方法の指定があるレベルをクリアしてしまった場合、計算方法が頭の中に定着していない可能性が高くなります。
何秒であっても、計算方法がきちんと定着するまでは、計算方法の指定があるレベルを事前にやってから、挑戦するほうが良いと思います。