予習シリーズ
息子は去年の秋頃から、家庭学習で少しづつ予習シリーズに取り組んでいます。
「等差数列に苦戦」で書いたように、はじめて教える等差数列の単元にも苦戦していますが、既に一度教えていた単元にも苦戦しています。
その中でも難しいと感じるのが倍数と約数です。
公倍数と公約数
公倍数と公約数の問題は、毎朝やっているスマイルゼミの計算のまとめ問題でも出題されるので、ある程度理解していると思っていました。
だけど本当は倍数や約数の理解が曖昧だったようで、一から教えなおしています。
例えば「3と4の最小公倍数を求めなさい」と書かれていれば求められても、「3で割り切れる4の倍数の中で一番小さい数を求めなさい」と書かれていると、それが3と4の最小公倍数を求める問題だと気づけません。
計算を先取りをしていると子供が理解していると誤解をしてしまいがちですが、計算ができたからといって本質を理解しているとは限らないのだと感じます。
理解度
予習シリーズをやっていると、既に教えた単元でも、子供がどの程度まで理解しているのかが見えやすいと感じます。
息子は幼稚園時代から、連除法を使って公倍数や公約数を求めていたので、私は息子の表面上の計算力だけをみて、息子の理解力不足に、きちんと気づけていませんでした。
だから予習シリーズを早くはじめることで、息子の理解が足りていないことに気づけたことは良かったと思います。
先取り学習に否定的な方は多いですが、早めに子供の理解不足や苦手単元を見つけて、丁寧に教えられるのは大きなメリットだと感じています。