算数オリンピックのチラシ
少し前に息子が算数オリンピック キッズBEEの案内のチラシをサピックスからもらって帰ってきました。
他にも持って帰ってきたものが複数あったので、幸い息子は気づいていませんでした。
当然スルーして、算数オリンピックの存在は息子にも教えていません。
息子にテストがあるというと毎回「受けたい」と言うので、教えればきっと無邪気に「受けたい」と言うでしょう。
でもキッズBEEのファイナルの問題を見ましたが、息子には到底解けなさそうです。
きっと小学3年生になっても、息子には解けないと思います。
今は存在すら教えていませんが、サピックスに通う子の中で挑戦する子が増えれば、息子も算数オリンピックの存在を知るでしょう。
でも息子が「挑戦したい」と言った時に、挑戦させるかは悩みます。
息子のやりたいことはなるべく応援したいけれど、あまりにレベル違いの大会に申し込むのも、悪戯に自己肯定感を下げるだけな気がします。
事前の対策がある程度できるサピックス内のテストとは比べもにならないほど、息子は全く問題を解けないと思います。
きっと、こういった大会で優秀な成績をおさめる子供達が最難関を目指すのでしょう。
ひらめく力
息子は思考力系の初見の問題に弱いです。
きっと問題を見た時にパッとひらめく力が弱いのだと思います。
それは、ずっと息子を育てていて感じています。
幼い頃は思考力を鍛えるような玩具を与えたり、思考力系の問題もやらせていました。
本人なりに頑張って試行錯誤してみるのですが、最初は1人ではできず親が丁寧に教えることが多かったです。
そして何度も教えて挑戦することを繰り返すうちに、やり方を覚えて自分で出来るようになります。
そういう努力型の息子には算数オリンピックは合わないと思っています。
算数オリンピックより算数検定
息子のような普通の子は算数オリンピックより算数検定が向いてます。
算数検定はひねった問題は少なく基礎的な問題が多く出ます。
息子は今小学1年生ですが、幼稚園の年長の間に算数検定10級(小学2年)に合格しています。
詳細は「幼児期の算数検定」に書いてます。
上の学年の級に合格できれば、子供の自信につながります。
天才は天才向きの大会が合いますが、普通の子には普通の子向けの検定のほうが、自己肯定感を育てるためにも良いと思っています。
ひとまず息子が算数オリンピックの存在に気付かないうちは、スルーしようと思います。