わざとでない失敗
最近の教育関連の本では、わざとではない子供の失敗は叱るべきではないと書かれているものが多いと感じます。
ただ我が家は、わざとでなくても2、3歳頃から息子の失敗については、その都度注意してきました。
失敗を注意されないと、失敗したことを悪いことだと捉えられなくなる可能性があると思ったからです。
もちろん失敗しないように、どうしたら良いかや、失敗すると良くない理由も教えていました。
自らきちんと失敗を反省し、次から気をつけようと思える子ばかりではありません。
失敗を悪いことだと思わず、反省する機会を与えられなければ、次から気をつけようとさえ思えなくなります。
だから親が失敗は良くないことだと、子供に教えていくことは大切ではないかと思います。
失敗を叱ると挑戦できない子になる?
小さい頃から失敗を叱ると、失敗を恐れて何にも挑戦できない子になると言われることも多いです。
でも息子は好奇心旺盛で、どちらかといえば何でも挑戦したがる子に育っています。
子供の性格にもよると思いますが、失敗を叱らずに育てると何でも適当にやって、失敗しても反省できない子に育ってしまうこともあると思います。
失敗は良くないことだから、次回から気をつけようと子供が思うことは大切です。
失敗を悪いことだと認識できているからこそ、子供は失敗しないように次から工夫しようと考えます。
逆に失敗を悪いことだと認識できなければ、何も考えずに同じミスを繰り返してしまうこともあります。
だから、失敗をきちんと失敗体験にしてあげることは意外と大切なことではないかと思います。
そのために時には失敗を叱ることも必要なのではないかと私は思います。