〇〇しても意味がなかった | 普通の子がこつこつ頑張る中学受験

〇〇しても意味がなかった

子供の両方の人生は比べられない

たまにSNSやブログなどで「子供が低学年の頃に頑張って〇〇したけれど、意味がなかった」と言われている方がいます。

だけど、その方のお子さんが〇〇をしなかった場合の人生と、今の人生を比べることはできません。

親が期待していた成績には届いていなくても、その〇〇をしていなければ、もっと悲惨な状態になっていたことも考えられると思います。

〇〇が本当に意味がなかったかを判断するのは、難しいと感じています。

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要注意

一番注意が必要なのは、親は意味がなかったと言っているけど、子供が後になって、できるようになっているパターンです。

例えば低学年の頃は線分図が苦手で書けないから親が必死で書いていたのに、子供が大きくなったら急に自分で書けるようになったとか、小さい頃は文章題に手も足も出なかったから親が横で解説していたけれど、学年が上がったら自然と自分で解けるようになったというような場合です。

こういったケースについて、必死にやらなくても大きくなれば自然とできるようになるのなら、やっても意味がなかったと親は考えがちです。

でも逆に考えると小さい頃に何度も繰り返し親が教えてきたからこそ、大きくなった時にできるようになったとも考えられます。

必死で〇〇したけど〇〇は全くだめなままだったというのなら、まだわかります。

でも親が必死で〇〇を教え続けた結果、数年後に〇〇が急に得意になったという場合、ただの成長だととらえずに、少し疑ってみたほうが良いと思います。

小さい頃から〇〇を繰り返し子供に教えてきたからこそ、ある年齢になった時に子供の成長が追いつき、パズルのピースがはまるように、すっと理解できるようになることもあると思います。

だから先輩ママの低学年の頃に〇〇しても無駄だったという話を聞く時は、よく考えてみたほうが良いと思います。

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